大阪の弁護士、数千万円着服か 地検特捜部、事務所など捜索

 顧客から預かった資金数千万円を着服した疑いがあるとして、大阪地検特捜部は26日、業務上横領容疑で、大阪弁護士会所属の男性弁護士の事務所や自宅など関係先を家宅捜索した。捜査関係者への取材で分かった。特捜部は押収した資料を分析し、立件に向け詰めの捜査を進めている。

 捜査関係者によると、男性弁護士は過去数年間、顧客から預かって管理していた資金数千万円を着服した疑いが持たれている。
 この日午前8時半過ぎ、段ボールを持った特捜部の係官数人が大阪市中央区内の事務所へ入った。捜索は7時間以上に及び、事務所関係者から事情を聴くとともに、資料の提出を求めるなどしたとみられる。

 事務所のホームページなどによると、男性弁護士は昭和58年に弁護士登録。事務所の代表として相続問題や債権回収など、主に民事上のトラブルを取り扱っていた。


サンケイにしては珍しく弁護士の実名が出てません
この種のスクープは二番手が実名報道します。
しばらくお待ちください。