成年後見人で1369万円着服、元弁護士起訴

読売新聞 8月12日(水)   

 元弁護士が成年後見人の立場を悪用して高齢女性の財産を着服した事件で、東京地検は12日、東京都千代田区の無職渡部直樹容疑者(48)を業務上横領罪で東京地裁に起訴した。

 起訴状では、渡部容疑者は弁護士だった昨年1~9月、家裁の選任で成年後見人として管理していた世田谷区内の女性(83)の口座から、計約1369万円を着服したとしている。着服した金は、キャバクラの支払いなどに充てたとみられる。

 渡部容疑者は、別の認知症女性(96)から約4000万円を着服したとして、警視庁に業務上横領容疑で逮捕されたが、同容疑については、処分保留のまま捜査が続いている。


成年後見人になった弁護士の横領事件です。氷山の一角ではないかと思います。
弁護士会・日弁連は何の対応策も示していません。
元弁護士ですが、無職渡部直樹となってしまいました。
元弁護士ですから懲戒処分も出ません。一応元第一東京弁護士会所属です
イメージ 1