日弁連広報誌「自由と正義」(写真は1月号)
「自由と正義」2016年6月号が届きました。
弁護士は会費の中に購読料が含まれていますが一般人は年間購読料12000円
(税別)を払います。弁護士に届くのは毎月14日、有料購読者には、毎回必ず2日ほど遅れます。有料で情報提供するのであれば全国同一時期に公開すべきだと思います。
「自由と正義」には弁護士の懲戒処分の要旨が公告として掲載されます。
本日は一覧です
① 上條義明 13713 第一東京 戒告 処分日2月10日
相手弁護士に対する根拠を欠く懲戒請求、人格攻撃
② 中尾健一 42517 仙台 戒告 処分日2月10日
不動産譲渡事件の本人確認が不適切
③ 小林 和人 34638 第一東京 業務停止1月 処分日2月16日
事件辞任後に書類の返還をしなかった。懲戒委員会の呼び出しに赴かなかった。
④ 侭田明佳 25762 金沢 業務停止2月 処分日2月23日
共同受任した弁護士と報酬でもめた。
⑤ 越前谷 民雄 18329 札幌 業務停止2月 処分日2月25日
刑事告発を阻止するために不適切な行為をした。
⑥ 中田康一 21201 第二東京 業務停止3月 処分日2月29日
預り金の返還を怠った
⑦ 長谷川鉱治 30243 愛知 戒告 処分日3月5日
1億円を超える所得隠し、懲戒請求者は弁護士自治ウオッチャー
⑧ 折本 和司 21350 横浜 業務停止2月 処分日3月14日
依頼女性に複数回にわたり性的行為
⑨ ステーブン・バス・ギブンス G224 第二東京 戒告 処分日3月8日
守秘義務違反
⑩ 安藤 誠基 24501 香川 戒告 処分日4月18日
業務停止処分を受け、事件を辞任したが着手金を清算しなかった。
◆ 2016年3月31日の登録者数 37680名
6月号には2015年度の各弁護士会の活動報告が投稿されています。
その中から2015年度逮捕者、除名処分者を出した弁護士会が不祥事に対して
どのように対処したか述べています。後日記事にします。
2016年も半分過ぎようとしています。今月末から半期のまとめをします。
1月からは下品な内容で処分されることが多かったのが今年の特徴です。