弁護士が公判に現れず延期、開始を30分勘違い
2016年06月22日
引用 読売
刑事事件の被告の男性弁護士が、広島地裁での公判の開始時間を誤り、法廷に現れなかったため、延期になったことが21日、わかった。
被告の勾留期間が伸びる可能性があり、弁護士は「まずは被告に謝りたい。裁判官や検察官にもご迷惑をかけ、大変申し訳ない」と話している。
弁護士は、広島市中区で、会社員男性に因縁を付けて顔面を殴るなどしたとして傷害と窃盗の両罪で起訴された被告の弁護を担当。この日予定されていた審理では、弁護側の証拠を提出する予定だったという。
ところが、弁護士は、午後1時半からの公判開始時刻を、午後2時からと勘違いした。法廷には裁判官、検察官もそろっていたが、弁護士が来なかったため、河村宜信裁判官が、期日の延期を告げた。
弁護士自治を考える会
過去にも刑事事件で公判を忘れていたとかいう事例はたくさんありますが
懲戒処分になったことは少ないと思います。民事で遅刻程度なら日常茶飯事
私も大阪地裁で大阪弁護士会所属の弁護士に対し本人訴訟で弁護過誤による損害賠償請求訴訟を提起しましたが、一度、被告の弁護士が開廷時間になっても来ませんでした。書記官が法廷の廊下に出て弁護士の名前を呼びましたがいません、その後、法廷から携帯で電話して、弁護士が「いま出ました!!」と聞いて、書記官は「しばらくお待ちください」と言われました、
書記官は大阪地裁のそばの歩いて2分走って1分の事務所だと思っていたそうで、私が≪彼は新大阪駅≫のほう引っ越しましたよ!というと書記官は机を叩いて怒っておられました。
一旦、裁判官も引っ込み、その後、被告の弁護士が慌てて到着しました。約10分くらい遅れました。再度裁判官が法廷に出てきて、裁判が開始され被告弁護士が先ず陳述を始めたところ、裁判官が弁護士に向かって、「あなた、一言あってしかるべし」と申されました。傍聴席は爆笑でした。
2年前にも仙台でありましたが処分になっていません。
弁護人が無断欠席 仙台地裁で開廷できず
河北新報 12月2日(火)12時38分配信
仙台市の高齢者らが被害に遭った特殊詐欺事件に絡み、仙台地裁で1日予定されていた詐欺罪などに問われた男(21)の公判が、連絡もないまま弁護人が法廷に現れなかったため、開廷できないトラブルがあった。担当裁判官は「弁護士の活動として極めて問題だ」と指摘した。
公判を無断欠席したのは男の私選弁護人で、第二東京弁護士会所属の猪野雅彦弁護士。開廷時間を過ぎても現れず、裁判官は約15分後、公判を開かないことを決めた。
この日の公判は男の追起訴された事件を審理する予定だった。地裁は追って期日を指定、あらためて公判を開く。男は法廷で「このところ連絡がつかなくなって困っていた」などと話した。
猪野氏の弁護士事務所の担当者は「弁護士は入院している。無断欠席した詳しい事情は分からない」と釈明。第二東京弁護士会は「個別の事案にはコメントしない」としている。
公判を無断欠席したのは男の私選弁護人で、第二東京弁護士会所属の猪野雅彦弁護士。開廷時間を過ぎても現れず、裁判官は約15分後、公判を開かないことを決めた。
この日の公判は男の追起訴された事件を審理する予定だった。地裁は追って期日を指定、あらためて公判を開く。男は法廷で「このところ連絡がつかなくなって困っていた」などと話した。
猪野氏の弁護士事務所の担当者は「弁護士は入院している。無断欠席した詳しい事情は分からない」と釈明。第二東京弁護士会は「個別の事案にはコメントしない」としている。