元弁護士に懲役3年=判決文偽造、横領事件―大阪地裁
時事通信 6月29日(水)18時3分配信
民事訴訟の判決文を偽造し、依頼人に渡したなどとして、有印公文書偽造・同行使と業務上横領の罪に問われた元弁護士白井裕之被告(59)=大阪弁護士会が除名処分=の判決が29日、大阪地裁であり、西野吾一裁判長は懲役3年(求刑懲役5年)を言い渡した。
西野裁判長は「弁護士としての知識や経験を悪用し、司法に対する信頼性を大きく損なわせた」と述べた。被告側は量刑不当で即日控訴した。