9年間にわたり逃亡していた元弁護士の男がタイで身柄を拘束されました。

引用
テレビ朝日ニュース
http://news.tv-asahi.co.jp/news_international/articles/000080097.html

 タイのバンコクで身柄を拘束されたのは、元弁護士の椿康雄容疑者です。椿容疑者は2005年に検査装置メーカーの株を巡り、他人の名義の口座などを使い、株価を不正につり上げた疑いが持たれています。椿容疑者は、事件が発覚した2007年に日本を出国し、その後、9年間にわたり逃亡していました。椿容疑者はタイ当局の取り調べを受けた後、日本へ送還される見通しです。

弁護士自治を考える会
会費未納で退会命令になり元弁護士となっています、逃亡した理由は現役の弁護士のときの事案です。会費未納で退会命令になりましたが、懲戒処分の裁決書は逃亡のため届いていません。
2009年2月の記事

OHT株損失で2億支払え 逃亡弁護士に口座提供で

 電気検査装置メーカー「オー・エイチ・ティー」(OHT、広島県福山市)株の相場操縦事件で、金融商品取引法違反容疑で逮捕状が出た弁護士椿康雄容疑者に口座を提供していた静岡県の会社員男性に対し、楽天証券(東京)が取引の損失約2億1000万円の支払いを求めた訴訟の判決で、東京地裁は5日、請求を認めた。 椿容疑者は海外逃亡しており、石井忠雄裁判官は「男性は自分名義の取引を椿容疑者に委ね、取引の効果が自分に及ぶことを当然認識していた。証券会社に本人確認などの義務違反があったとはいえない」と指摘した。 事件では、東京証券取引所マザーズ上場のOHT株を、複数の知人名義で信用取引していた椿容疑者が追加保証金を支払わずに出国、約30の証券会社が計130億円の損失を被ったとされる

http://www.47news.jp/CN/200902/CN2009020501001026.html

椿 康雄 登録番号20163 第一東京弁護士会椿総合法律事務所東京都港区六本木六本木ヒルズ森タワー34階 


1980年、東大法学部卒
87年に弁護士登録し、複数の事務所をへて4年目の91年に独立して7月から六本木ヒルズに法律事務所を構えた。 国際弁護士としてM&Aや大型訴訟を手掛けてきたと説明している。
88年に有名女性キャスター(宮崎緑さん)と6カ月の交際で電撃結婚し、 91年に離婚した

 懲 戒 処 分 の 公 告
第一弁護士会がなした懲戒の処分について同会から以下の通り通知を受けたので懲戒処分の公告公表に関する規定第3条第1号の規定により公告する
1 懲戒を受けた弁護士
氏名 椿 康雄 登録番号 20163  第一東京弁護士会
事務所 東京都港区六本木6森タワー34
                   椿総合法律事務所   
                    
2 処分の内容   退 会 命 令
3 処分の理由の要旨
被懲戒者は20076月分以降の所属弁護士会の会費、
日本弁護士連合会の会費及び特別会費を納付せず2009
5月時点で合計962400円を滞納した
また被懲戒者は2007515日に本邦から出国したまま帰国せず事務所を閉鎖し自宅住所から退去したにもかかわらず所属弁護士会に登録事項の変更届けを提出していない
被懲戒者の上記行為は所属弁護士会の会則に違反するものであり弁護士法第56条第1項に定める弁護士としての品位を失うべき非行に該当する
4 処分の効力を生じた年月日
 2011年1月13日
2011年4月1日   日本弁護士連合会

 公 示 送 達

椿康雄氏が本会から送達を受けるべき下記書類は、本会が保管しており、申出があればいつでも交付します。 なお、日本弁護士連合会懲戒委員会及び懲戒手続に関する規程第12条第3項の規定により、本会がこの旨を本会掲示場に掲示した平成23年5月11日の翌日から起算して14日を経過したときに下記書類の送達があったものとみなします。
               記
日本弁護士連合会懲戒委員会平成23年懲(異)第2号異議申出事案の決定通知書及び決定書謄本
平成23 年5月11 日  日本弁護士連合会

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