神奈川県弁護士会は成年後見人候補者の名簿を整備して家庭裁判所に推薦する代わりに成年後見人の報酬から2割を弁護士会に上納金として納める制度の議論を始めた。(後略)
(10月20日神奈川県弁護士会所属の弁護士さんのツイッター)

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弁護士会は弁護士の会費だけで運営されています。弁護士をこれ以上増やすな!という弁護士の皆さんのご意見が通れば弁護士が増えないということは会費の増収も見込めません。会費の値上げなどできないでしょう。そこで成年後見人の仕事をカナ弁が取ってくるから2割上納せよという議論が始まったとカナ弁の弁護士さんがツイートしました。

法テラスから紹介された仕事は報酬から7%を法テラスに納めるようです。
【会員特別負担金】
東京弁護士会は破産管財人の仕事で得た報酬から5%を弁護士会に上納させます。大阪弁護士会は7%を弁護士から徴収します。
第二東京弁護士会も上納金は5%のようです。
東京三会で破産処理で上納金がないのは第一東京弁護士会だけです。破産するなら一弁の弁護士の管財人がお勧めです?!
月額3万~5万円の弁護士会費も払えない弁護士もおります。報酬から2割はけっこう大きな金額ではないでしょうか

神奈川の弁護士に成年後見を依頼したら2割高いということはないでしょうね?

成年後見人の報酬の決め方


成年後見人弁護士の懲戒処分例

横浜弁護士会から今年4月1日に神奈川県弁護士会に名称変更した、