公判場所、地裁支部と勘違い…判決に弁護士遅刻
2017年06月28日 読売
地裁(奈良市)で27日行われた傷害事件の判決で、被告側の弁護士が遅刻し、開廷が約2時間遅れた。
公判場所を地裁葛城支部(奈良県大和高田市)と勘違いしたという。言い渡された判決は無罪となり、弁護士は取材に「せっかく無罪を勝ち取ったのに、場所を間違えてしまい、恥ずかしい。関係者に申し訳ない」と釈明した。
被告は奈良県天理市内の男性(79)。カラオケ店の女性経営者に約1週間のけがを負わせたとして、傷害罪に問われていた。
この日、開廷時間の午後1時10分になっても弁護士が来ず、同支部に行ったことがわかり、重田純子裁判官が午後3時からに変更した。延期を告げられた男性被告は「弁護士が間違えるんですか。そんなことでいいんですか」と不服そうに述べた。
判決で、重田裁判官は「女性の供述には不合理な変遷があり、信用性が乏しい」などとして男性に無罪(求刑・懲役1年2月)を言い渡した。無罪判決について、地検の野口勝久・次席検事は「判決内容を精査し、適切に対応する」とコメントした。
以上 引用
読売新聞
弁護士自治を考える会
どこの弁護士と書いてあいりませんが、おそらく奈良弁護士会の弁護士ではないかと思います。
奈良であれば懲戒を出せば戒告になると思いますが、控訴されれば弁護人も必要ですから、無罪を取ってくれた弁護士に対して、この被告人が懲戒請求者になるのは悩むところです。
弁護士会が会長声明を出すか会が懲戒請求者になるか・・・・
おそらく何もやらんでしょう
「弁護士が間違えるんですか。そんなことでいいんですか」
たまにあります。処分もありません
岡山寝坊助弁護士 民事では問題にもならず