被害届取り下げ迫った弁護士に執行猶予付き有罪判決
傷害事件の被害者に被害届を取り下げるよう迫ったとして強要未遂に問われた弁護士に対し、東京地裁は執行猶予付きの有罪判決を言い渡しました。
東京・豊島区の弁護士・棚谷康之被告(55)は、国選弁護人を務めた傷害事件をめぐり、2014年9月に被害者の20代の女性に対し、「このままでは公開のほうていで証げんさせられる」「被害届は取下げたほうがいい!」などと書いたハガキを送り付け、被害届を取り下げさせようとした強要未遂の罪に問われています。
棚谷被告側は「ハガキを作成したり発信したことを示す証拠がない」などとして無罪を主張していましたが、25日の判決で東京地裁は、「ハガキが新宿区内のポストに投函された日に被告が近くの店で飲食していたことや、ハガキの付着物のDNA鑑定結果から被告がハガキを送付したと推認できる」などとして、棚谷被告に対し懲役1年執行猶予2年の判決を言い渡しました。
東京・豊島区の弁護士・棚谷康之被告(55)は、国選弁護人を務めた傷害事件をめぐり、2014年9月に被害者の20代の女性に対し、「このままでは公開のほうていで証げんさせられる」「被害届は取下げたほうがいい!」などと書いたハガキを送り付け、被害届を取り下げさせようとした強要未遂の罪に問われています。
棚谷被告側は「ハガキを作成したり発信したことを示す証拠がない」などとして無罪を主張していましたが、25日の判決で東京地裁は、「ハガキが新宿区内のポストに投函された日に被告が近くの店で飲食していたことや、ハガキの付着物のDNA鑑定結果から被告がハガキを送付したと推認できる」などとして、棚谷被告に対し懲役1年執行猶予2年の判決を言い渡しました。
逮捕時の報道
今年の逮捕者 有罪判決