美人だから」検事、弁護士からの被害女性に不適切発言 大阪地検が謝罪
強制わいせつ事件の捜査を担当していた大阪地検の男性検事が今年6月、被害者とされる30代女性の事情聴取を行った際、性犯罪行為を容認したとも受け取られかねない不適切な発言をしていたことが28日、関係者への取材で分かった。
 地検は同日、女性に配慮を欠いた発言があったことを認めた上で「不愉快な思いをさせてしまった」と謝罪した。男性検事については上司が厳重に注意し、捜査の担当から外したという。
 捜査関係者らによると、女性は昨年3月から今年1月まで、大阪市内の法律事務所で勤務。昨夏以降、事務所経営の40代の男性弁護士から複数回にわたり、事務所内で胸を触られるなどの被害を受けたとして、強制わいせつ罪で告訴した。 これを受け大阪府警が捜査に着手し、今月8日に弁護士の関係先を家宅捜索。その後、女性側には弁護士から示談を求める書類が届いたという。
 関係者によると、検事は6月下旬に実施した女性への聴取で「(弁護士は)旧司法試験を複数回受験して合格した努力家だ」と伝え、弁護士の立場にも理解を示すよう求めた。さらに「あなたは美人だから(弁護士が)舞い上がったのだろう。(弁護士の気持ちは)男として分からなくもない」と弁護士を擁護するかのような発言もあった。
こうした検事の態度に女性はショックを受けたが、被害を受けたのに泣き寝入りしたくないと説明。検事は聴取の後半になって、発言の一部が不適切だったと認めたが「(聴取内容を)マスコミには言わないでほしい」と口止めしたという。
 地検は聴取に問題があったのではとの指摘を受け、内部調査を実施。28日に女性と面会し、検事の発言について「弁護士をかばうような発言があった」と認めたうえで「被害者の心情に全く配慮していなかった」と謝罪した。
 一方、問題の発言をした検事は地検の調査に対し、仮に弁護士が起訴されて公判になった場合、女性が弁護側からの尋問を受ける立場になることから「弁護側の厳しい質問にも耐えられるようにと聴取したら、こういう発言になった」と説明したという。

 

女性「二次被害受けた」

 

 「被害者ではなく、犯罪者として扱われているように感じた。二次被害を受けたような気持ち」。強制わいせつ事件の事情聴取で、男性検事から不適切な発言をされた女性は取材にそう打ち明けた。

 

地検からの謝罪には「十分に反省していることは伝わった」と評価する一方で、「弱い立場の被害者に配慮した捜査をしてほしい」と求めた。

 

 性犯罪の事件では、捜査機関からの聞き取りでも被害者にとっては心理的な重圧となり、それを避けるために告訴を取り下げることも少なくなかった。このため近年は、被害者への聴取を女性警察官が担当するなど、より細かな配慮がされるようになってきた。

 

 あるベテラン検事は「被害者に誠実な対応をすることは議論するまでもない基本中の基本。今回は個人の資質が問われる問題だ」と話している。
 
引用
 

 

弁護士自治を考える会
元の事件はこれになります。二つとも産経のスクープです。

弁護士が密室で事務員女性にわいせつ行為、来客ない時に 「情けなくて誰にも相談できず」1人自宅で泣き崩れたことも…大阪府警、捜索

 大阪弁護士会所属の40代の男性弁護士が昨年、自身が経営する法律事務所に勤務していた事務員の30代女性に対し、わいせつ行為を繰り返していた疑いのあることが8日、捜査関係者への取材で分かった。大阪府警天満署は同日、強制わいせつ容疑で大阪市内の弁護士の事務所など関係先を家宅捜索した。今後、押収品などを精査し、立件に向けて捜査を進める。
 捜査関係者などによると、弁護士は昨年7~9月ごろ、大阪市北区の事務所内で、事務員として勤務中だった女性の体を触ったりするなど、わいせつ行為を繰り返していた疑いが持たれている。
 関係者によると、女性は同事務所に昨年3月から勤務。常勤の事務員は女性だけで所属弁護士はほかにおらず、わいせつ行為は主に日中、来客のいないタイミングで行われていた。
 女性は抵抗して、その場から逃げたり口頭でやめるよう弁護士に伝えたりしたが、被害は続いたという。
 女性は昨年12月下旬、知人に初めて被害を相談し、今年1月下旬に事務所を退職した。直後に大阪弁護士会に弁護士からわいせつ被害を受けたと訴え、弁護士会が調査を開始。女性は同3月、強制わいせつの罪で府警に刑事告訴した。
 産経新聞の取材に対し、弁護士は「(わいせつ行為は)真実ではないということは警察の方に伝えた。女性とは交際関係にあった」と話している。
刑事告訴の女性事務員「我慢の限界、泣き寝入りはしない」
 勤務先の弁護士からわいせつ被害を受けたとされる30代女性が、産経新聞の取材に応じ「情けなくて恥ずかしくて誰にも相談できなかった」と振り返った。
 女性によると、法律事務所に就職して約3カ月後の昨年6月ごろ、見知らぬ男にストーカーされていると弁護士に相談すると、「周囲に恋人がいると思わせた方がいい」と告げられ、帰宅途中の駅まで手を握られたという。
 翌7月ごろ、密室状態の事務所で突然、下着を脱いだ弁護士に抱きつかれ、肉体関係を迫られた。抵抗して逃げたが、その夜は自宅で一人泣き崩れたという。同様の行為は繰り返され「弁護士に何をされるか分からず怖かった。職を失う不安もあった」と語った。
 同年秋、被害はいったん収まったが、年末に再び抱きつかれて我慢が限界に達したといい、知人や家族に初めて相談。今年1月に退職し、3月に刑事告訴に踏み切った。女性は「弁護士の行為は卑劣さに満ちている。絶対に泣き寝入りしない」と現在の心境を語った。
産経ニュース
このポスターもう一度大阪弁護士会館に掲示しましょう
 

 

しかし、大阪の弁護士も検察もどうなっとるんでしょうか
 
>「(弁護士は)旧司法試験を複数回受験して合格した努力家だ」
1回じゃないのか!? 弁護士がしたわいせつ行為と何か関係ある?
複数回受験したことをご存じで検察官は弁護士の同期か?
 
美人だから・・・美人だから辛抱しましょう。ですか?
わいせつ事件の被害者の事情聴取ってこんな感じなのでしょうか

 

 

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