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2018年7月 「今月の弁護士業界」

盛夏お見舞い申し上げます。
7月は弁護士業界の話題よりもスポーツ界や政界の話題の方が賑やかだったひと月ではなかったでしょうか
(1)「奈良判定」 アマチュアボクシング
8月の話題の中心になりそうな「アマチュアボクシング」山根会長の私物化が話題になっていますが、試合で山根会長の出身母体の奈良の選手を勝たせようとする。「奈良判定」という言葉が話題になり今年の流行語になるのではないでしょうか。私どもが弁護士の非行と懲戒処分について記事を書いておりますが、あのような「奈良判定」どころか、「東弁判定」「二弁判定」「宮崎判定」というのを経験しております。
(2)「弁護士会を敵に回して戦うようなもの」日大アメフト 日大理事長「会見しない」
日本大がアメリカンフットボール部の悪質タックルの事実解明のため設置した第三者委員会(委員長・勝丸充啓弁護士)の最終報告書の提出を受け、30日に開いた臨時理事会でのやり取りで説明責任を問われた田中英寿理事長(71)が「8月前半にホームページで答えを出します。会見はしません」と答えていたことが関係者への取材で明らかになった。
 第三者委は「公の場に出ることも含めて説明できる方法を考えていただきたい」と求めていた。関係者によると、臨時理事会の質疑で田中理事長が記者会見を開くことを否定したあと、さらに促す声も挙がったというが「まだ終わったわけではない。当分、出られない」と否定的だった。

 一方、第三者委の最終報告について、田中理事長は「第三者委にすべて託していた。拒否するのは、弁護士会を敵に回して戦うようなもの」と受け入れる姿勢を示したという。

以上 毎日2018年7月31日 一部引用

、田中理事長は「第三者委にすべて託していた。拒否するのは、弁護士会を敵に回して戦うようなもの」???

意味が分からないですね?
日大は何を仰りたいのでしょうか、自分たちが、アメフト部をどう改善を考えることではないのでしょうか、弁護士の顔色みても仕方がないと思うのですが、


アマボクシングの会長も日大の理事長も裏の深いところでは繋がっているようですが、当会の専門ではございませんので・・・


(3)LGBTに生産性がない。 杉田水脈議員
朝日のAELAがここまではするのは世間のLGBTは怖いと感じる
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AERAがあわてて記事を削除したが、議員の発言とは関係のない、「幸せに縁がない」などと記事にしたのは、単に杉田水脈議員を貶めていく辱めていくこと以外にありません。LGBTさん世間から受けてきた扱いを杉田議員に仕返しをしたということではないのか、
【新潮45】を読めば杉田議員がLGBTさんを差別などしていないことが分かるが
「生産性がない」という一言で、差別者、レイシストと決めつけてしまい上記の記事まで出すのは、いかがなものでしょうか、こんなことまでやる必要がどこにあるのか、朝日らしいけど・・こっちの方が怖い!
(4)「大量懲戒問題」 どうなったの?
6月にマスコミ集めて記者会見し、懲戒請求者に対し虚偽告訴罪で刑事告訴まで行う考えがあると述べたのは東弁の3人の弁護士。刑事告訴されたくなければひとり5万円の和解金を送って来い、あくまで懲戒請求者のあなたからの要望だ。
その後、刑事でなく民事で訴訟したのは神奈川の弁護士、と東弁の在日コリアン弁護士、名誉毀損で訴訟提起。当初の簡裁から地裁になったそうですが、業務妨害でもなく、虚偽告訴でもなく「名誉毀損」だそうです。
大量懲戒の対象弁護士は東京弁護士会の10人の役員と在日コリアン弁護士の8名
6月に記者会見した、佐々木亮弁護士はこの対象弁護士の中に入っていますが、ご自身で役員ではないとはっきり述べておられました。
7月が終わりましたが、東弁の弁護士が何人の懲戒請求者に対し虚偽告訴罪による刑事告訴をしたのか、それとも民事で「在日コリアンであることが名誉毀損」で訴訟提起したのか、記者会見した東弁の3人の弁護士の情報が出てきません。和解金でけっこう稼げたから、もう刑事も民事もやめたのでしょうか?
記者会見した東弁の3人から刑事告訴された方、訴状が送られてきた方の情報を求めています。
2018年7月に官報に掲載された懲戒処分公告
7月  6名
53 7月4日 松下典弘 46295 愛知 戒告 6月4日
54 7月4日 笠井浩二 17636 東京 戒告 6月18日
55 7月11日 辻内誠人 33807 奈良 戒告 6月13日
56 7月19日 西村浩二 30716 福岡 業務停止3月 7月3日
57 7月24日 木﨑 博 18066 福岡 業務停止3月 7月4日
58 7月31日 島崎哲朗 22769 京都 業務停止1月  7月11日


8月1日現在

所属弁護士会別
神奈川 5  戒告4  業務停止1 (1年 法人)
沖 縄 2  戒告2
奈 良 2  戒告2
福 岡 6  業務停止(1月)(1年)(3月)(3月) 戒告2
東 京 10  除名1  戒告5 業務停止4(2月)(3月)(6月)(1年6月)
第二東京8  業務停止)4(1年)(6月)(3月)(3月)(1月)
       除名1 退会命令1 戒告1
愛知  5   戒告5 
大阪  6  業務停止2(3月)(3月) 戒告 戒告 戒告 戒告
茨城  1  業務停止1(1月)
長崎  1  戒告 
千葉  2  戒告   業務停止1(3月)
京都  2  戒告2
兵庫  1  戒告
新潟  1  戒告
山梨  1  戒告
札幌  3  戒告 戒告  業務停止1(1月)
愛媛  1  戒告  (アデイーレ法律事務所)
岐阜  1  業務停止1(3月)
静岡  1  業務停止1(2月)
■ 懲戒件数レース 8月1日
① 東弁 10
② 二弁  8
③ 福岡  6   (業務停止の多い方が上位)
④ 大阪  6
⑤ 神奈川 5   (業務停止が多い方が上位)
⑥ 愛知  5 
懲 戒 種 別
戒告    35
業務停止  21
退会命令  1 (二弁)
除名処分  2 (二弁)(東京)
7月の報道、当会記事
7月4日 ほれ薬?を女性に飲ませようとした弁護士を懲戒処分(福岡)
7月17日 元大阪市特別顧問に業務停止1月 組合活動めぐるアンケート調査で
7月18日 預り金を返さず、弁護士を業務停止1か月 京都
7月20日 神奈川県弁護士会に賠償命令 個人情報 不当漏洩 地裁