離婚事件の交渉で…弁護士を1カ月業務停止処分

8/22KSB瀬戸内海放送

 岡山弁護士会は会員の38歳の男性弁護士を、1カ月の業務停止の懲戒処分にしたと発表しました。 懲戒処分を受けたのは、岡山弁護士会に所属する柴田収弁護士(38)です。
 柴田弁護士は担当した2件の離婚事件で2015年と2016年、依頼者らとともに相手の不貞現場に行き、現場を押さえました。
 その後、岡山市のファミリーレストランで相手に対し、すぐに離婚に応じなければ法的手続きをとると告げ、その場で離婚届や離婚協議書などに署名押印させました
 岡山弁護士会は相手に法律の知識がない中、交渉したのは公正さに欠けているとして、8月17日に業務停止1カ月の処分を言い渡しました。
(岡山弁護士会/安田寛 会長)
「市民の弁護士に対する信頼を傷つけるものであり極めて遺憾です。会員ひとりひとりに、更なる自覚を求めるべく努力を重ねて参ります」

引用 KSB瀬戸内海放送
弁護士自治を考える会
やってる事は探偵をまねたテレビの弁護士ドラマのよう?バッジを付けてるが昔の「ヤ」の付く商売ごとき、この種の弁護士が増えていますが、逆にここまでやってくれる弁護士などめったにいないので業務停止明けで行列になるかもしれません。
非弁提携もあわさって業務停止は仕方がないのかもです
柴田収弁護士 弁護士法人岡山テミス法律事務所 登録番号 40260
岡山市北区磨屋町1―6

岡山テミス法律事務所 × 総合探偵社テラスエージェント

岡山テミス法律事務所の代表弁護士柴田収先生(以下、柴田と記載)と、総合探偵社テラスエージェント代表岡弥舞(以下、岡と記載)の対談内容です。

柴田:岡山テミス法律事務所代表弁護士の柴田です。
当事務所では離婚事件を強く扱っております。その中でもDV案件を扱っているのですけどもDV以外にも不貞ですね、浮気が絡む事件と言った物をよく扱っております。また、離婚が絡まない不貞の問題というのもその派生で数多く扱っております。
 
岡:岡弥舞探偵事務所(現:総合探偵社テラスエージェント)代表の岡です。浮気調査、不倫調査、いわゆる行動調査を主に行っております。創業してから19年、岡山駅前に(事務所を)構えていまして、柴田先生の事務所「岡山テミス法律事務所」の目の前にあります。
なるほど、探偵事務所と連携していたのですね
過去にもありますが、業務停止になったのは初めてです。
同じようなことをやっても二弁は戒告です。
二弁の懲戒処分例(甘すぎる処分例)自由と正義 2017年10月号
 

懲 戒 処 分 の 公 告

  
第二東京弁護士会がなした懲戒の処分について同会から以下のとおり通知を受けたので、懲戒処分の公告公表に関する規定第3条第1号の規定により公告する
 1 処分を受けた弁護士
  氏名         磯野清華       登録番号 38828
  事務所 東京都港区三田2
         法律事務所 シュヴァリエ
2 処分の内容   戒 告
3 処分の理由の要旨
被懲戒者は、201511Aから夫Bの不貞行為の相手方である懲戒請求者に対するBとの関係解消請求及び慰謝料請求を依頼され、受任したが、事前に書面等による受任通知を送付することなく、同月13日午後930分から午後10時頃の間に、懲戒請求者の自宅近くの駐車場で待ち伏せするような形で懲戒請求者にいきなり声を掛け交渉を開始し、その後、その者の氏素性を明らかにしないままAが依頼した探偵事務所の調査員及びAをファミリーレストランにおける交渉に同席させ、懲戒請求者の帰宅の要望を拒否し、懲戒請求者に対し、不貞行為を認めて謝罪することAに対する損害賠償として225万円を支払うこと、今後二度とBと連絡を取らないこと、違反した場合は500万円を支払うこと等ことを求め、懲戒請求者はこれを内容とする合意書に署名捺印をした。
 被懲戒者の上記行為は、弁護士法第56条第1項に定める弁護士としての品位を失うべき非行に該当する。
4  処分が効力を生じた年月日  2017629
 2017101日日本弁護士連合会