仙台高裁、岡口裁判官の懲戒申し立て 「FBで遺族侮辱」 異例の2度目

ツイッターへの不適切な投稿で最高裁から戒告とされた岡口基一判事(53)について、仙台高裁は27日、フェイスブック(FB)への投稿で殺人事件の遺族を侮辱したとして、懲戒を求める「分限裁判」を最高裁に申し立てた。

 同一判事が2度、分限裁判を申し立てられるのは異例。

 仙台高裁などによると、岡口判事は2019年11月12日、自身のFBのアカウントで、東京都江戸川区で高校3年の女子生徒が殺害された事件に言及。遺族が同判事を国会の裁判官訴追委員会に訴追請求したことを取り上げ、「遺族は俺を非難するよう洗脳された」などと投稿した。

 この日は女子生徒の命日で、遺族は同月、同高裁に抗議。岡口判事はこの事件について、東京高裁に所属していた17年12月にもツイッターに「無惨(むざん)にも殺されてしまった」などと投稿、厳重注意を受けており、仙台高裁は「遺族を侮辱し、裁判官に対する国民の信頼を損ねた」と判断した。

 岡口判事をめぐっては、飼い犬の所有権訴訟に関する投稿で当事者の感情を傷つけたとして、東京高裁が分限裁判を申し立て、最高裁は18年10月、「表現の自由を逸脱した」と判断し戒告処分とした。裁判官訴追委も罷免を求めて弾劾裁判所に訴追するか否かを審議しており、19年3月には岡口判事に出頭を求め、投稿の経緯などを聴取している。 

引用 時事https://www.jiji.com/jc/article?k=2020012700787&g=soc

 

弁護士自治を考える会

仙台高裁が弁護士の懲戒でいう懲戒請求者となるのであれば、処分は確実ではないかと思います。前回の分限裁判の時に代理人となって岡口判事を弁護された同期の弁護士の皆さまですが、リベラルとよばれる方たちばかりでした。今回はどのような方が代理人になられるのでしょうか、処分を受けて弁護士登録することがないようにお願いしたいと思います。

リベラルな判事だからリベラル側に有利な判決を下すとは限りません。逆に裁判所に目をつけられないような判決を下すと以前に青法協の勉強会である判事から聞いたことがあります。

前回弁護をされた同期の弁護士のみなさま

司法修習生46期 登録番号 23371~23877(約27年目)

①  野間 啓 弁護士

登録番号 23477   東京山手法律事務所  東京弁護士会

派閥 法友会 幹事

ヒュウマン・ライツ・ナウ  理事

http://hrn.or.jp/outline/overview/

 

②  伊藤 和子 弁護士

 登録番号 23501  東京弁護士会ミモザの森法律事務所

 https://www.mimosaforestlawoffice.com/

 自由法曹団 事務局次長 ヒューマン・ライツ・ナウ 代表幹事

http://www.jlaf.jp/tsushin/2002/1046.html#03

 

③ 大賀浩一 弁護士

 登録番号 23767   札幌弁護会さっぽろ法律事務所 

 自由法曹団 北海道支部

http://www.jlaf.jp/tsushin/2016/1557.html#a05

2003年6月 戒告 事件放置 

④   小倉秀夫 弁護士

登録番号 23519   東京弁護士会  東京平河法律事務所

http://www.tokyo-hirakawa.gr.jp/office/lawyer/staff19.html

  ⑤   酒井雅男 弁護士

登録番号 23622    第一東京弁護士会

銀座ヒラソル法律事務所

https://www.houritsugirasol.jp/lawyer

 

⑥  鳥海 準  弁護士 

登録番号 23638    第二東京弁護士会

五反田法律事務所

http://gotandalaw.com/

自由法曹団

  http://www.jlaf-tokyo.jp/danin_katsudo/jimusho/130607jimusho.html

 

⑦  西村正治 弁護士

登録番号 23632  第二東京弁護士会 麹町総合法律事務所WeekryZenshin-TOP

新共謀罪の提出阻止を 弁護士西村正治さん「新共謀罪の提出阻止を弁護士西村正治さん」週刊前進

http://www.zenshin.org/zh/f-kiji/2017/02/f28230401.html

 

⑧   宮崎 真弁護士     

登録番号 23408   愛知県弁護士会

元愛知県弁護士会副会長     

真法律事務所http://www.shin-lo.com/profile.html

 

最高裁に意見書を提出した。元日弁連事務総長 海渡雄一弁護士

https://okaguchik.hatenablog.com/entry/2018/10/09/001604 

海渡雄一弁護士 東京共同法律事務所

自己紹介 事務所HPより

弁護士として見過ごすことのできない、盗聴法や依頼者密告制度、共謀罪、さらには最近では秘密保全法制の問題などにも取り組んできました。2010年4月から約2年間、宇都宮健児会長の下で、日弁連事務総長として働き、弁護士会の事務局を支える仕事をしました。