黒川弘務検事長が辞意　総理官邸に伝える。日テレ報道　『三方一両損』でこの問題は終わり

5/21(木) 8:15配信

検察庁のナンバー２、東京高等検察庁の黒川弘務検事長が緊急事態宣言中に新聞社の社員らと麻雀をしていた問題で、辞任の意向を固め、総理官邸に伝えたことがわかりました。官邸幹部によりますと黒川氏は、２１日までに辞任の意向を固め、総理官邸に伝えました。政府は、後任人事を含め、２１日中に決着させたい考えです。

朝日新聞社によりますと、黒川氏と朝日新聞の社員は緊急事態宣言が出されている中、今月１日と１３日に都内で麻雀をしたという事です。その際、金銭をかけていたかは「調査中だ」としています。
一方、同席していたとされる産経新聞は「取材に関することは従来からお答えしていません」とコメントしています。黒川氏をめぐっては、野党のみならず与党からも辞任はやむを得ないとの声があがっていました。安倍政権にとっては大きな痛手となります。

日テレ報道　https://www.news24.jp/articles/2020/05/21/04647054.html

 

マアジャンのメンツに朝日の記者がいたことに驚きます。反安倍の急先鋒であると思ってましたが、どういうことでしょうか？朝日は麻雀のメンツの記者に記事を書かせたら詳しいことが書けますが、それだけはできないかな！

新型コロナ汚染対策の自粛要請中「ステイホーム」を呼びかけていた時期に賭けマアジャンをしていたのであれば辞任もやむ負えないことかもです。文春によれば1日で10万円負けた記者がいたとのことですが、よほどマアジャンがへたくそか、接待がうまいかのどっちか

それではレートはいくらになるかと想像してみれば、1000点100円、35000点持ちの4万返しでハコ点なし、横が2000円、裏ドラ1枚500円として半荘1回で1万円はよほどついてないと負けない。10万円負けたとなると大負けだ。1000点200円なら10万円負けることがあるが、記者の給料でやるマアジャンではない。接待ならば新聞社も知っていることになる。どこかで何かの領収書が必要となるのだが、老人ホームの認知症防止のためのマアジャンでないのだから、いい大人4人が賭けないわけがない、ぎりぎり賭博行為にならない程度か

なぜ文春にバレたのか、誰が文春に・・・

もちろん推測の域を出ませんが・・・

国会で検察官の定年延長問題が先送りされた。このまま黒川氏が検察に残った場合、世論がまだまだ騒ぐ、かといって黒川氏がこの問題での辞任もできない。政府の法案が間違っていたことを認めさせる、ツイッターなどの世論に負けたということにもなりかねない。

黒川氏がどうやって辞めるか、緊急に落としどころを探らなければならない。

新聞記者と賭けマアジャンで辞任となれば、政府も納得、マアジャンのメンツになっている新聞社も厳しく追及ができない。どういう取材方法を行ったかは言えない。もうこれで幕引きとなる。

世間の注目はコロナだけになる。

誰が文春にたれ込んだかは、文春も取材源を明かすわけにはいかない。

政府も黒川氏も新聞社も三方一両損でこの問題が終わり

検察官が逮捕起訴、有罪判決が出た場合、法曹資格を失いますが、自らが辞任を申し出た場合は法曹資格は失いません。退職金も出て、弁護士になることができます。

懲戒免職にすべきと野党はいうでしょうが、野党は辞職を求めていたので辞めるなとも言えない。既に辞めてしまえば何も言えない。弁護士が依頼人の預り金を横領して弁護士登録抹消し弁護士を辞めたら弁護士会はもう弁護士ではありません。当会とは関係ありませんというのと同じである。黒川氏も辞任の理由が「賭けマアジャン」とは絶対に書かない「一身上の都合」であれば誰も文句を言えない

おそらく黒川氏は弁護士になる。

法曹資格があるのだから弁護士会が拒めない、これで日弁連は黒川氏の個人攻撃はできない。検察官の定年退官後はほとんどが弁護士になる。検事総長も弁護士になる。検事総長という職は特別な国家公務員・官僚である。

国土交通省の官僚が退職後、大手ゼネコンに就職できるだろうか？

厚生省の官僚が大手製薬会社の役員になれるか？

07年に成立した改正国家公務員法では、各府省が個別に天下り先をあっせんする慣行を廃止し、再就職に関しては「官民人材交流センター」に一元化されることになった。官僚は「官民人材交流センター」に2年間いき次の就職先、天下り先を待つことになりました。

ところが検察事務総長は退官後すぐに弁護士登録し日本を代表する企業に社外取締役、監査役として迎えられる。日弁連が「待たない官民人材交流センター」の役目を担っている。

検事総長の定年延長に反対した元検事総長の松尾邦弘弁護士

2006年（平成18年）6月30日 検事総長退任