お盆休みいかがお過ごしでしょうか?
弁護士不祥事専門ブログです。弁護士の不祥事はだいたいお金の問題と決まっています。
預り金を返さない。着手金を受け取っていながら、やらずぼったくり、依頼者から借金して返さない。国選弁護人が接見回数をごまかして差額を懐に入れる。遠方から接見に来たと差額の交通費を懐に入れる。ほとんどが金の問題ばかりです。
お盆休みに、こんな事を想像してしまいました。あくまで個人の想像です。
2019年度日弁連総会で東京の弁護士がこういう質問をしました。
質問:委員会の活動費のうち主に占めているのは旅費だという話があった。旅費については規定上はグリーン車を利用できるとなっていて、それを内部の打合せでグリーン車は利用しないという話になっていると認識している。
規定上そもそもグリーン車を使わないようであれば、一般の会社であればグリーン車にはほとんど乗せてもらえないのであるから、それに合わせてグリーン車をやめて指定席のみというような運用、規定変更を考えているか。
回答:グリーン車については、使用しないという委員会と、必要だという委員会に分かれていると思われる。
議事録からはこれで終わりです。これがどうなったか分かりません。
東京には数多く法律事務所があります。虎ノ門や銀座、神田あたりの弁護士が日弁連にいくのは地下鉄か徒歩、グリーン車に乗るようなことはない。有楽町からなら日比谷公園の中を歩いて日弁連に行く弁護士もいる。総会で質問したこの先生は、もったいないから、贅沢だから、日弁連の支出のほとんどが旅費と役員報酬だから始末しようということを言いたかったのでしょうか?
こんな事を想像してしまいました。グリーン車に乗らなかったら差額はもらえるのか、返すのか!!
新幹線自由席 13870円 往復27740円
新幹線指定席 14720円 往復29440円
新幹線グリーン車 19590円 往復39180円
グリーン車をやめて自由席に変更すると差額5720円往復11440円の差額が出る。
『プラットこだま』で時間はかかるが東京まで12200円往復14780円の差額が出る。
『R東海ツアーズ』の東京1日出張パック往復15200円.キオスクの500円お買いもの券がでる。ポイントもたまる。
グリーンから変更すると(往復)24180円差額が出る。
ANA 26500円(片道)
JAL 26432円(片道)
スカイマーク 8900円(片道)
ピーチ 4860円(片道)
ANAの26500円の航空運賃(旅費)が出てスカイマークに変更すると往復35200円の差額が出る。
ピーチでいくと往復43280円の差額が出る。
これなら毎月東京に行けば弁護士会費くらいは出てくる。
新幹線をやめピーチで羽田へいく 往復51580円の差額が発生、
これがほんとうなら、週に1回は東京に行きたい
新幹線グリーン車をキャンセルし成田までLCC4290円 成田から銀座まで1000円のバス合計片道4390円
日弁連の旅費が新幹線グリーン車使用であれば往復52520円の差額が発生。
グリーン車 4580円
小田急線 970円
往復7220円の差額が発生
東海道線 普通 480円
東海道線グリーン車 1260円
日弁連の会議が終わったら新橋の焼き鳥くらいはいける
サラリーマンが列車の中で食べる弁当代のため,旅費が現金で支給されていたら、金券ショップで新幹線の切符を買ったりすることはあります。これくらいの楽しみは何も文句は言えません。
日弁連の旅費について部外者には関係ありません。日弁連が会員の旅費をどういう風に支払っているか知りません、いちいち領収書を取っているとも考えにくい。裁判に出廷する証人の旅費のように、大阪からならこの金額、博多からならこの金額と決まっているのではと思います。日弁連は今後、九州の弁護士さんには格安LCCの料金を支払ってあげてはいかがでしょうか!
明日17日からは盆休みも終わり、仕事です。
また通常勤務となります。新型コロナと熱中症にまけずに仕事に励みましょう。