「品位を失うべき非行」 適切な指導助言行わず 弁護士に懲戒処分 三重弁護士会

三重弁護士会は19日、三重県四日市市の服部一孝弁護士(51)を業務停止10か月の懲戒処分にしたと発表しました。 弁護士会によりますと、服部弁護士は、2017年から2018年にかけて、四日市市内の会社からの依頼を受け、債権回収などの交渉に当たっていましたが、この会社が破産状態であると認識しながら適切な指導や助言を行わず、結果的に、少なくとも3億6000万円余りの会社の財産を流出させ、債権者の利害を害する行為を行ったということです。 一方で、服部弁護士は5000万円を超える過大な報酬を得ていたということで、弁護士会は弁護士法に定められる「品位を失うべき非行」があったと判断し、懲戒処分としました。

中京テレビhttps://jp.sunnews.site/local/2022/07/19/525218.html

弁護士自治を考える会

>適切な指導や助言を行わず等々・・・それで5000万円の報酬を得たのなら業務停止10月なら喜んででしょう。

三重弁護士会は会員数192名(2021年度)過去8件しか懲戒処分がありません。業務停止6月が最高でした。今回、会始まって以来の業務停止10月が出たということで記者会見をされたようです。東弁や大阪なら会見などありません。この程度で会見すれば月に1回は記者会見しなければなりません。

なお三重弁護士会の過去8件の処分のうち4件は牧戸哲弁護士(17595)です。

処分が7月8日で公表が7月19日 遅れた理由は地元の名士で平成21年度三重弁護士会副会長!??

弁護士 服部一孝氏 プロフィール

稲七総合法律事務所所長。 昭和46年,名古屋市生まれ。平成20年,四日市市で稲七総合法律事務所を開所。父の会社の名を引き継ぎ,「稲七」と名付けた。中小企業の顧問弁護士として,地元企業の経営者に対し法的アドバイスを行っている。交通事故・家事事件・刑事事件なども広く手掛けている。三重県精神医療審査会委員,日本CSR普及協会会員,看護学校非常勤講師,平成21年度三重弁護士会副会長。

服部一孝弁護士 登録番号31414 稲七総合法律事務所 

三重県四日市市諏訪栄町2-4 ファーストビル2階 

業務停止 2022年7月8日~2023年5月7日