弁護士自治を考える会

弁護士の懲戒処分を公開しています。日弁連広報誌「自由と正義」2022年8月号に掲載された弁護士の懲戒処分の公告・奈良弁護士会・北本嘉弘弁護士の懲戒処分の要旨

日弁連広報誌「自由と正義」は毎月発行です。特集の読み物も充実しています。

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処分理由・品位なき交渉

ある交渉の依頼を受け相手方に質問状を送ったが回答なし、それでは相手方が関係する団体に質問状を送った。その行為が弁護士として品位を欠くと処分となったもの。確かにそのとおりかもしれませんが、これで処分になるのは奈良弁くらいなものでしょう。

例えば、離婚事件で養育費が滞っているからと夫の勤務先の総務課に『養育費支払ってくれるよう伝えて』という二弁の離婚弁護士。離婚交渉がはかどらないからと自衛隊員の所属先に『今どこで勤務している』と防衛省にまで電話した大阪の離婚弁護士、二人とも左遷されました。別件で嫌がらせのように事案に関係のない勤務先に内容証明を送り付ける第一東京の弁護士。すべて処分になっていません。依頼者に頼まれたことだと弁明すれば処分になりません。この程度で処分されていたら仕事にならないと弁護士はいうでしょう。

奈良で弁護士をお探しならここまでやってくれるこの弁護士を推薦します。

日弁連に顔の利く代理人を就任させて審査請求すれば、処分取消の可能性もある内容と推測します。

懲 戒 処 分 の 公 告

 奈良弁護士会がなした懲戒の処分について、同会から以下のとおり通知を受けたので、懲戒処分の公告及び公表等に関する規程第3条第1号の規定により公告する。

          記

1 処分を受けた弁護士氏名 北本嘉弘

登録番号 49569 

事務所 奈良県五條市本町2-2-18

 五條本町法律事務所 

2 懲戒の種別 戒告

3 処分の理由の要旨

被懲戒者は、懲戒請求者とAとの間の紛争に関するAの代理人として懲戒請求者に対して質問状を送付したが、懲戒請求者は回答しない対応であったところ、懲戒請求者に回答する法的義務はなく、また、一般社団法人Bは上記紛争と全く関係のない団体であったにもかかわらず、2021年3月4日、懲戒請求者及びその代理人弁護士が会員であるB法人に対し、上記紛争の内容を通知し、懲戒請求者の対応を変更するよう忠告を依頼する文書を送付した。

被懲戒者の上記行為は、弁護士法第56条第1項に定める弁護士としての品位を失うべき非行に該当する。

4処分が効力を生じた日 2022年2月16日 2022年8月1日 日本弁護士連合会