当会会員の有罪判決に関する会長談話

 2022年(令和4年)11月2日、当会所属の香川広志会員が、有印公文書偽造・同行使の罪で懲役1年6月執行猶予3年の有罪判決を受けました。判決によれば、偽造・行使された公文書は裁判手続に関するものであり、「司法に対する国民の信頼を著しく失墜させる悪質な行為」とされています。

 上記事態は、弁護士、弁護士会に対する信頼を著しく損なうものであり、厳粛に受け止めております。

 当会においては、倫理研修のより一層の充実等の不祥事根絶のための諸施策を拡充するとともに、会として与えられた権限の適切な行使を通じて、今後こうした事態の再発を防ぎ、弁護士、弁護士会に対する信頼の維持、向上に努めてまいります。

2022年(令和4年)11月18日 愛知県弁護士会会長  蜂須賀 太郎

弁護士自治を考える会

あまり大きなニュースになりませんでしたが判決があったようです。これで香川弁護士は登録取消となります。おそらく懲戒処分は出さないでしょうが。真相解明のため懲戒処分を出していただきたい、推測ですが事件放置がバレるのがいやで裁判所の通知文を偽造したのではないかと、

 

裁判所の書類を偽造した疑い 弁護士を書類送検 4/5(火)

 裁判所が作成した民事訴訟などに絡む書類を偽造したとして、愛知県警が4日、同県弁護士会に所属する弁護士の男を有印公文書偽造・同行使の疑いで書類送検したことがわかった。容疑を認めているという。  県警によると、男は「弁護士法人白浜法律事務所」(同県刈谷市)の岡崎事務所(岡崎市)に勤めていた香川広志弁護士。昨年9月、民事訴訟などの当事者に期日を知らせる書類が送達されたことを示す文書を偽造するなどした疑いが持たれている。依頼者に訴訟などの手続きが進んでいると装う狙いがあったとみられる。  県弁護士会もこうした内容を把握し、香川弁護士が扱った事件について調査を進めている。複数の関係者によると、書類送検容疑のほかに、昨年までの約5年間に顧客から依頼された数十件の民事や家事事件を提訴せずに放置するなどした疑いもあるとされる。時効が過ぎて訴訟を起こせなくなった事件もあったという。弁護士会も香川弁護士の処分を検討している。引用 朝日 https://news.yahoo.co.jp/articles/8e71c97b390e680459f96ce98abcf73558a390f3

書類送検されて事務所を退所したようです

香川広志 40316 香川法律事務所愛知県名古屋市中区大須1-7-14パークIMビル2階 愛知県弁護士会