地裁法廷内で録音しようとした弁護人、手錠掛けられ強制退廷…制裁裁判で過料3万円
大阪地裁で開かれたストーカー事件の公判で30日、法廷内のやり取りを録音しようとした弁護人が裁判官の退廷命令に従わず、手錠を掛けられて強制的に退廷させられた。同日の制裁裁判で過料3万円を言い渡されたという。弁護人の中道一政弁護士(大阪弁護士会)が明らかにした。
制裁裁判は法廷秩序維持法に基づき、裁判所の命令に従わない場合、開かれる。
中道弁護士によると、ストーカー規制法違反に問われた女の被告の弁護を担当。被告の希望で法廷でのやり取りをICレコーダーで録音した。裁判官から「録音を許可しない」と告げられて退廷を命じられ、これに従わなかったところ、職員らに手錠を掛けられて退廷させられた。その後、過料を言い渡されたという。
中道弁護士は取材に「録音の不許可の理由を裁判官が一切説明しなかったのはおかしい」と述べた。制裁裁判の決定について不服を申し立てる予定。
引用 読売 https://www.yomiuri.co.jp/national/20230531-OYT1T50106/
記事中の>「録音の不許可の理由を裁判官が一切説明しなかったのはおかしい」
法律のプロの方が何を仰っているのでしょうか、当然、知っててやっているのでしょう。
中道一政弁護士 登録番号47937 大阪弁護士会
中道一政法律事務所 大阪府枚方市高野道2-2-2-402
「法廷録音」求めた中道弁護士に裁判所の問題点を聞く
https://news.goo.ne.jp/article/bengoshi/life/bengoshi-topics-15786.html
大阪弁護士会の弁護士はこういう手段を用います
傷害などの罪に問われた男(41)の公判で、出頭在廷命令に従わず出廷しなかったとして、大阪地裁(石井俊和裁判官)は9日、弁護人の青砥(あおと)洋司弁護士(大阪弁護士会)に過料3万円を命じた。出廷拒否の弁護人が過料を命じられるのは異例。青砥弁護士は大阪高裁に即時抗告する。 男は昨年5月、大阪市内で警察官を蹴ってけがを負わせたとして、傷害と公務執行妨害の罪で起訴された。今年2月の初公判前、被告側は「手錠や腰縄姿を裁判官に見られるのが嫌」として、手錠や腰縄を入廷前に外すよう求めたが、石井裁判官は認めなかった。
こちらも認めるということですね
朝日https://news.yahoo.co.jp/articles/cf9d1f343ad3c69fc105f4abc9be488a35de4f
法廷で録音は懲戒処分になります。