矯風会ステップハウスDV防止、保護命令申立 ハンドブック (2)保護命令の効果
一般向けではなくシェルターや女権団体NPO等の指導員、相談員向けのハンドブックです

【矯風会ステップハウス】DV防止法、保護命令申立て=支援のためのハンドブック(1) 保護命令

 

d. 裁判所に申立てすると、どんな流れになるのですか? 

裁判所裁判官によって多少違いありますたいていよう進みます。 

申立書の受付 

裁判所書記官書面確認ます 、(裁判所遠いときあらかじめ郵送おくこと可能

裁判官申立書類すべて通す、 この間被害裁判所しばらく待ちます

      ↓ 

裁判官被害面接聞く 

 ↓

裁判官面接終わると 

 ↓

加害呼び出し期日(週間~10) 決める これ被害立て手続き終わりというケース最も多い 

このうち被害申立証拠書類など一式とともに裁判所から呼出加害に発送れる 

 

ここから発令まで危険時期シェルター活用するなど警戒必要警察DV防止センター相談したこと申立記載あれば 裁判所そこ書面提出請求ます 

 

加害者の審尋の日 (被害者は行かなくてよい) 

裁判官加害意見聞く 

      ↓

この結果裁判官相当判断すると その保護命令発令れる 

裁判官言い渡し命令効力発生ます 

 

裁判所被害通知する(この連絡方法とり決めおきます

警察・DV防止センターにも通知する 

 その後警察官被害会っ生活状況(居所勤務など)聞き取ります 。退去命令被害入るときなど安全確保のため同行ます 

また警察官加害に対して保護命令守るよう指導ます 

e. 発令されると、 本当に効果がありますか? 

加害よくられるズラズラギャップ激しく世間体するタイプとても効果あります。 

多く加害警察取り締まり対象なること避けよます保護命令 刑事処分担保いる効果表れます。 やくざ暴力団など現役構成メンバー場合堅気より合法非合法境界はっきり自覚いるので効果あること多いです。 

しかし他人しばしば暴力振るう薬物依存いるそして度も本気自殺未遂繰り返す加害など警察官制止暴行脅迫止めないタイ あまり効果ありませ。 

それでも保護命令あっほう被害孤立まま1危険立ち向か うより対応取りやすい思います。 

保護命令発令警察官24時間被害見守るわけありませ一昨年徳島保護命令発令加害探偵使っ居場所つきとめ被害殺害する事件ありまし。 

支援申出措置とっ住民開示手続場合加害弁護士司法書士使っ住所つきとめよすることあります。 

保護命令発令危険加害に対して住民移さないほう安全あること避難絶対知らないよう警戒する必要あること情報提供ください。 

保護命令の副次的効果 

被害警察や行政相談窓口援助を求めるとき弁護士捜すとき裁判進めよするとき安全確保対策など理解援助求めやすくなります。 

またDV被害自分責めるよう仕向けられ孤立られること多い現状 あります保護命令立て発令によってどんな理由あっとして暴力振るう許さない悪くない安心できる生活取り戻すため使える 施策ある実感自分自信や社会感覚回復いく手がかりなるこ多いです。 

 

f  かなりひどい暴力や生命、身体への脅迫を受けた人でないと保護命令は使えないの でしょうか? 

 

過去でも身体に対する暴力あり今後暴力振るわれる危険ある 裁判官認めれ保護命令発令ます。 

改正発令なかっようケース (加害生命身体脅迫直接身体暴力未遂だっ場合など) 生命身体脅迫発令要件加わっ対象広がりまし。 

身体暴力について 直接身体触れ暴力という理解なりがちです身体向けられ暴力という解釈精神ダメージ暴行傷害該当するよう場合保護命令発令いるあります。 

2002 静岡沼津地裁長年 寸止め(空手ひとつ突き出し相手目前止める)繰り返し怒鳴るなど精神暴力続いため被害PTSD なっケース保護命令まし。 

2004 東京地裁加害子どもを押しため子どもの被害あたっこと唯一の身体触れ暴力というケース応性うつ症状診断発令まし。 

2005年被害自殺未遂追い込まれるほどひどい束縛がら受け続け (留守あいだ洋服ハサミ切り刻むなど) 精神暴力 結果PTSDなっケース発令ありまし。 

裁判官それまで暴力被害経過加害言動異常現在危険 など総合判断発令決めいるようです保護命令切実必要いるとき最初からあきらめない経験こと丁寧振り返っ発令検討ましょ。 

申立てしたら加害者がよけい怒りだすことにならないでしょうか? 

保護命令発令命令違反なけれ相手犯罪なるわけはあませ前科なりませこのこと保護命令説明するときしっかり伝えしょう。 

加害怒り恐怖圧倒申立断念する被害とても多い現実あります恐怖強いること自体とても不当ことです。 怒り感じることでもありますほとんど他者暴力脅迫という行為結びつけないよう心がけ生活ます大人あれさまざまやり 自分感情対処すること可能です。 — 

しかしDV加害多くお前怒らせるから責任すりかえ 自分りの感情被害コントロール強力手段として使っます。 

加害どんなに怒り増幅どんな行動被害怒らため捉えるべきありませそれ加害勝手選び取っひとつです支援加害自分正当するため使う論理巻き込まない よう注意必要です被害責任無いです。 

しかし被害恐れ加害から暴力被害経験社会DV対策立ち遅れという根拠あります被害を孤立社会全体の力守っいく必要あります。 

最終立て決定被害意思ですなるべく安心できる環境から自由とりもどせるよう支援いきましょ。 

 次回3 申立てを決めたら