卓球女子のオリンピック(五輪)2大会連続メダリスト福原愛さん(34)の元夫、台湾の江宏傑(ジャン・ホンジェ)氏(34)が27日、都内の日本外国特派員協会で緊急会見を開いた。
「福原さんに対し、子供の連れ去りに関して訴える」と題し、大渕愛子弁護士(45)と台湾の弁護士とともに経緯を説明する、としていた。
会見の冒頭、台湾の弁護士が「2021年7月、お2人は台湾の裁判所の手続きにより離婚した。江さんと福原さんの間には2人の子供がおり、共同親権とする合意がなされた。2人の子供は江さんと台湾で生活していました。22年7月23日、空港で福原愛さんが1週間後に江さんとの連絡を絶ちました。期限後も変換しないことを決め、同年8月23日に親権を求めて提訴。息子さんは現在まで一切の接触が遮断されている。息子と一生、会えないのでは…という恐怖を持って対応してきた。何回もの会議で涙を見ました。」と主張した。
日本の大渕弁護士も「親権指定の申し立てがあり、子の引き渡しを求める審判を申し立てた。緊急性があること、直ちに引き渡せ、との審判も申し立て、つい1週間前の7月20日に結果が出た。引き渡しを命ずる審判が出ました」と説明した。
福原さんは12年ロンドン五輪の女子団体で日本卓球史上初となる銀メダルを獲得。16年リオデジャネイロ五輪の団体でも銅メダルを獲得した。同年9月1日に江氏との結婚を電撃発表。17年10月に長女を出産。18年10月に引退し、翌19年4月に第2子の長男を出産していた。
一転して21年7月に離婚した後は、福原さんが長男を連れて帰国していたといい、江氏は「(福原さんが)長男を日本に連れ去った後、連絡が取れなくなった」とSNSで訴えていた。
引用 日刊スポーツ https://news.yahoo.co.jp/articles/7d5c40ebf77422e6ad869bd0aeb6422307ea09a6
デイリー
福原さんの弁護士は同日、福原さんのSNS上で抗議声明を発表。「福原さんと江宏傑氏の裁判は、私たち台湾の梁維珊弁護士と日本の今里恵子弁護士が福原愛さんから受任しており、現在日本と台湾の新竹市の裁判所で審理されています。新竹地方裁判所の裁判官は2023年3月27日午前10時からの法廷において、この家事事件の内容を公にしないよう指示しています。江宏傑氏には裁判官の要求に違反しないよう求めます」と両弁護士の連名でコメントしている。