当会会員を懲戒の手続に付したことに関する会長談話
 当会は、当会の内川寛会員(以下「内川会員」といいます。)が、全国B型肝炎訴訟熊本弁護団の代表者として管理していた口座から、多数回にわたり、多額の使途不明の支出を行い、私的に流用した疑いがあることから、2024年(令和6年)1月11日、内川会員につき懲戒請求を行うとともに、その非行の重大性に鑑み、本日、懲戒の手続に付したことを公表しました。

 内川会員は、使途不明額について、使途を記録しておらず、明確な説明ができないとしつつ、数千万円を私的に流用していることは認めています。
 同弁護団から、費消された金員の原資は弁護団に所属する弁護士の報酬が主であり、現時点で個別の依頼者に対する被害は確認されていないとの情報提供を受けていますが、疑われる非行の内容は、弁護士としてあるまじき行為であり、極めて深刻な事態であると厳粛に受け止めております。
 当会では、臨時の相談窓口(電話番号:096-312-3451)を設置し、依頼者の皆様からのご相談に対応いたします。
 当会は、2021年度(令和3年度)にも、当会会員による業務上預り金の横領事件が発生し、再発防止に取り組んでいた矢先のことであり、誠に遺憾であると共に、引き続き、当会会員及び当会に対する市民の皆様の信頼回復のために全力で取り組んでいく所存です。

2024年(令和6年)1月12日
熊本県弁護士会会長 渡辺裕介
弁護士自治を考える会
事務所の経費や自宅の住宅ローンに使った。お金がなかった」全国B型肝炎訴訟熊本弁護団・元団長の弁護士が口座から“約1億4000万円を着服”か
全国B型肝炎訴訟熊本弁護団の団長だった弁護士が管理していた口座から約1億4000万円を着服していた疑いがあることが明らかになりました。
12日、午後4時半から熊本県弁護士会館で開かれた会見で明らかになったのは弁護士の横領疑惑についてでした。 熊本弁護団の会見「少なくとも1億4000万円余りの使途不明金が確認されている。そのうち相当部分で私的に流用されたと考えていて今も調査している」 全国B型肝炎訴訟熊本弁護団が管理する口座から約1億4000万円を着服したとされるのは熊本弁護団の元団長で県弁護士会に所属する内川寛(うちかわ ひろし)(62)弁護士です。 内川弁護士は、熊本弁護団が活動するための預り金すべてを自身の口座で管理していましたが、2016年ごろから2023年6月5日までに、その預り金を複数回にわたって引き出し、一部を私的に流用した疑いが持たれています。 内川弁護士は熊本弁護団の聞き取りに対し、約1億4000万円のうち約9000万円を「事務所の経費や自宅の住宅ローンなどに使った。お金がなかった」などと話しているということです。
 県弁護士会は他に被害がないか情報提供を呼び掛けています。
https://news.yahoo.co.jp/articles/f95a2f863058e6f31630e529bfba9948b634711e
内川寛弁護士 登録番号20502 あおば法律事務所 
熊本市中央区京町1-14-31 ルミエール観音坂601 
2004年度熊本県弁護士会副会長