弁護士会綱紀委在任中に着服か 元B型肝炎熊本弁護団長 別会員の着服「懲戒」議決にも関与
全国B型肝炎訴訟熊本弁護団の会計から数千万円を着服した疑いがあるとして、熊本県弁護士会から懲戒請求された内川寛弁護士(62)=熊本市=が、会員の懲戒処分の必要性を検討する同会綱紀委員会の委員を長年務めていたことが17日、分かった。2022年には、成年被後見人らの預かり金8千万円超を着服したとして同会が懲戒請求した男性弁護士の調査を担当し、「懲戒相当」の議決にも加わっていた。
内川氏は熊本弁護団長だった16年ごろから昨年6月5日まで、被告の国からの和解金などを管理する弁護団の口座から出金を繰り返して約1億4156万円の使途不明金を発生させ、一部を私的流用した疑いが持たれている。 関係者によると、内川氏は遅くとも14年から綱紀委委員で、自身が懲戒請求の対象となった今月11日付で辞任した。使途不明金を発生させたとされる期間中、綱紀委の活動を続けていたことになり、同会で役員経験がある男性弁護士は「会の信用にかかわるあるまじき行為だ」と話した。
内川氏は11日の懲戒請求直前に退会届を提出。日弁連の手続きが完了すれば懲戒処分できなくなるが、県弁護士会と弁護団は業務上横領容疑での刑事告発・告訴に向けた準備を進めている。 県弁護士会の綱紀委は、弁護士16人と裁判官や検察官ら外部委員4人で構成。懲戒請求を受けて当事者らの聞き取りや書面で事実関係を調べ、「懲戒相当」が議決されれば、懲戒委員会が除名や業務停止などの処分を決める。 22年6月に「懲戒相当」となった男性弁護士は同7月、業務上横領容疑で県警に逮捕され、最終的に計約2億2千万円分が起訴され公判中。県弁護士会は男性を除名処分にしている。
https://kumanichi.com/articles/1296068
弁護士自治を考える会
刑事告訴告発を本当に会としてやるでしょうか?
依頼者の預り金を横領したのではなく弁護団の報酬を横領した。しかも弁護団側も監査や調査もしていなかったということですから、やるでしょうか?
内川元弁護士の奥様の弁護士(日弁連理事)ですから民事で処理しないと弁護団側も傷つくのではないでしょうか。
綱紀委員・懲戒委員が品行方正、正義の弁護士であるように世間は思いますが?過去にも綱紀委員、懲戒委員が処分を受けたことは数多くあります。一弁の綱紀委員会副委員長が児童買春して処分されたり、日弁連の懲戒委員も先ごろ処分されました、綱紀懲戒委員の教科書、(赤本)を執筆した弁護士も業務停止と横領で業界から去ってされています。
弁護士は日弁連会長、弁護士会長には悪口をいいますが、綱紀委員長に対しては何もいいません。弁護士会の懲戒制度が弁護士のためにあり恣意的で弁護士の生活などどうでもできる。
だから綱紀委員に逆らうな、弁護士会に逆らうなということでしょう。
処分された弁護士と処分されなかった弁護士
綱紀委員のおかげで処分されず助かりました。先生ありがとうございます。というのか、処分は処分、言い訳しませんと処分される弁護士、どちらがいいのかわかりませんが、
過去、綱紀委員から懲戒請求者として何回も聴聞を受けていますが、まあ、性格の良い人にはあったことございません