松本人志、「週刊文春」発行元の文藝春秋などを提訴「『性加害』に該当するような事実はない」

 お笑いコンビ・ダウンタウンの松本人志が、性的行為強要の疑惑を報じた「週刊文春」の発行元である文藝春秋社に対し、名誉毀損による損害賠償と訂正記事による名誉回復請求を求めて、提訴した。所属する吉本興業が22日、公式サイトで発表した。

【全文】松本人志が文藝春秋などを提訴 吉本興業公式サイトより  

同社は「当社所属タレント 松本人志の代理人弁護士より、本日、令和5年12月27日の一部週刊誌報道に関し、訴訟を提起した旨の連絡を受けましたので、お知らせ致します」とし、「本件につきましては、係争中の案件となりますので、当社にお問い合わせいただきましてもお答えいたしかねます旨、予め申し添えさせていただきます」と説明した。  

また、松本の代理人弁護士の田代政弘氏によるコメントを掲載。田代氏は「本日、松本人志氏は、株式会社文藝春秋ほか1名に対して、令和5年12月27日発売の週刊文春に掲載された記事(インターネットに掲載されている分も含む)に関し、名誉毀損に基づく損害賠償請求及び訂正記事による名誉回復請求を求める訴訟を提起いたしました」と報告。  

「今後、裁判において、記事に記載されているような性的行為やそれらを強要した事実はなく、およそ『性加害』に該当するような事実はないということを明確に主張し立証してまいりたいと考えております。関係者の皆様方にはご心配・ご迷惑をお掛けいたしますが、ご理解のほどよろしくお願い申し上げます」と伝えた。  松本をめぐっては、昨年12月26日配信の「文春オンライン」、27日発売の「週刊文春」で、2015年に松本とスピードワゴン・小沢一敬らが飲み会を開き、女性に性的な行為を迫ったなどと伝えた。これに対し、吉本興業は「当該事実は一切なく、本件記事は本件タレントの社会的評価を著しく低下させ、その名誉を毀損するものです」「法的措置を検討していく予定です」などと声明を発し、文春側は「記事には自信がある」としていた。  また、吉本興業は今月8日、松本が裁判に注力するため活動を休止することを発表。「このまま芸能活動を継続すれば、さらに多くの関係者や共演者の皆様に多大なご迷惑とご負担をお掛けすることになる一方で、裁判との同時並行ではこれまでのようにお笑いに全力を傾けることができなくなってしまうため、当面の間活動を休止したい旨の強い意志が示されたことから、当社としましても、様々な事情を考慮し、本人の意志を尊重することといたしました」としている。

■松本人志の代理人によるコメント全文 提訴のお知らせ 本日、松本人志氏は、株式会社文藝春秋ほか1名に対して、令和5年12月27日発売の週刊文春に掲載された記事(インターネットに掲載されている分も含む)に関し、名誉毀損に基づく損害賠償請求及び訂正記事による名誉回復請求を求める訴訟を提起いたしました。 今後、裁判において、記事に記載されているような性的行為やそれらを強要した事実はなく、およそ「性加害」に該当するような事実はないということを明確に主張し立証してまいりたいと考えております。 関係者の皆様方にはご心配・ご迷惑をお掛けいたしますが、ご理解のほどよろしくお願い申し上げます。

松本人志氏 代理人 八重洲総合法律事務所 弁護士 田代政弘

松本人志 (C)ORICON NewS inc.

引用https://news.yahoo.co.jp/articles/67af648b38bbab4039d84e8e550ea0cae9205e86

弁護士自治を考える会

損害賠償請求金額がいくらか気になるところですが

八重洲総合法律事務所 http://www.yaesulaw.jp/

弁護士 田代政弘 登録番号50304 東京弁護士会

弁護士等プロフィール ~八重洲総合法律事務所の弁護士・会計士・税理士をご紹介します。弁護士・税理士田代 政弘 昭和42年1月生

◆職 歴

平成 10年 4月 検察官検事に任官(東京地方検察庁検事)
10年 6月 横浜地方検察庁検事に配置換え
11年 4月 甲府地方検察庁検事に配置換え
13年 4月 東京地方検察庁検事に配置換え
14年 4月 東京地方検察庁八王子支部検事に配置換え
15年 4月 横浜地方検察庁小田原支部検事に配置換え
17年 4月 東京地方検察庁検事に配置換え
18年 4月 金融庁証券取引等監視委員会に出向
21年 4月 東京地方検察庁検事に配置換え
23年 4月 新潟地方検察庁検事に配置換え
24年 4月 東京地方検察庁検事兼法務総合研究所教官に配置換え
24年 6月 検察官検事を退官
24年 10月 三菱化学メディエンス㈱(現㈱LSIメディエンス)入社
26年 9月 ㈱LSIメディエンス退社
26年 10月 日本弁護士連合会弁護士登録(東京弁護士会所属)
同月 八重洲総合法律事務所 入所
27年 2月 日本税理士会連合会税理士登録(東京税理士会麹町支部所属)
28年 4月 東京都高校野球OB連盟 理事 就任
28年 10月 一般財団法人ILFJ 監事 就任

◆取扱分野等

企業法務・企業防衛

検察官当時、東京地検特捜部及び金融庁証券取引等監視委員会に在籍した経験を活かし、独占禁止法や金融商品取引法等を中心とするコンプライアンス・リスクマネジメント対応等のほか、捜査・調査当局への対応をいたします。

・スポーツ関連業務

日本プロ野球選手会公認代理人として、プロ野球選手の年俸交渉等に従事しております。

また、スポーツ事故、スポーツ保険及びスポーツ活動に関する契約等をめぐる紛争について、日本スポーツ仲裁機構(JSAA)への対応を含め、各種相談に幅広く対応いたします。

一般刑事事件

いわゆる一般刑事事件も、被疑者国選弁護、被告人国選弁護を受任するほか、私選弁護も受任し、適時に適切な対応をいたします。

◆その他

 検事任官後は、一般刑事事件の捜査・公判のほか、東京地検特捜部検事、証券取引等監視委員会特別調査課特別調査指導官として、汚職事件や大型経済事件、脱税事件及び金融商品取引法違反事件等の捜査に従事してきました。

また、高校、大学時代を通じて硬式野球部に所属し、六大学野球において神宮球場等で奮闘し、検事任官後も、日々のトレーニングを欠かさず、検事野球部の一員として法曹野球での優勝に貢献しました。

 不撓不屈、一球入魂の精神で、依頼者の皆様のお役に立てるよう努めて参ります。