今回の逮捕事実は弁護士であった当時のものであるところ、市民の権利を擁護する弁護士としてあるまじき事態であって、弁護士に対する信頼を著しく損なう重大な問題といえ、極めて遺憾です。
当会としては、内川元会員に関する事件を厳粛に受け止め、引き続き捜査の推移を見守るとともに、これまで以上に、会員の弁護士としての責任感と倫理意識を一層高めるため、更なる努力を重ねるとともに、綱紀を保持し、再発の防止に努めてまいります。
令和7年(2025年)2月4日
熊本県弁護士会 会長 河 津 典 和
報道
全国B型肝炎訴訟熊本弁護団の口座の預り金に1億4000万円あまりの使途不明金が発覚した問題で、代表を務めていた元弁護士の男が横領の疑いで逮捕されました。 業務上横領の疑いで逮捕されたのは、元弁護士の内川寛容疑者(63)です。 警察によると、内川容疑者は、2018年5月から12月、全国B型肝炎訴訟熊本弁護団の口座から12回にわたり現金を払い戻し、あわせて約368万円を自己名義の口座に入金するなどして横領した疑いです。 現金は、住宅ローンの返済やクレジットカード・事務所の経費の支払いなどに使用していたとみられています。 使途不明金については、熊本弁護団が去年10月、内川容疑者が1億1400万円あまりを横領した疑いがあるとして、刑事告訴していたということです。 内川容疑者は認否について「資料等ではっきりしているのであれば争うことはない」と話しています。
現在の熊本弁護団長、村山雅則弁護士は「内川氏には、自らの横領の全貌を明らかにして欲しい」などとコメントしています。
熊本県弁護士会に責任があるとすれば、元副会長で妻が日弁連理事に忖度して会請求で懲戒をするといいながら登録取消を認め逃がしたことです。tr超綱紀委員会の審査で事案の詳細をはっきりさせないで警察に委ねたことは法曹として如何なものか
1月には、全国B型肝炎訴訟の当時熊本弁護団代表だった元弁護士が管理していた口座の預り金を私的に流用した疑いがあることが明らかに。
また、2月の裁判では50代男性の元弁護士が複数人の口座から横領したとして懲役9年の実刑判決を受けました。 9月には、男性弁護士が、裁判の預り金を口座から不正に出金した疑いがあることが明らかになっています。 松本卓也副会長 「こういう不祥事がありましたという事後的なご報告ということではなくて、不祥事が起きないことが一番ですので」
引用KRB熊本https://news.yahoo.co.jp/articles/359cf0b00e5452a36cb5767fcaa5f24be85646f