札幌弁護士会副会長を逮捕 覚せい剤所持容疑

 札幌中央署と道警薬物銃器対策課は18日、覚せい剤取締法違反(所持)の疑いで、札幌弁護士会
副会長の加藤恭嗣(やすし)容疑者(51)=札幌市中央区伏見3=を現行犯逮捕した。
加藤容疑者は「覚せい剤を使った」と供述しており、同署は使用容疑でも調べている。
弁護士が同法違反容疑で逮捕されたのは道内で初めて。
 
 加藤容疑者は釧路湖陵高、早稲田大学法学部を卒業し、1990年に司法試験に合格。
93年に弁護士登録し、96年に同区内に法律事務所を開設した。
主に自己破産や離婚などの民事事件を扱い、
今年4月、4人いる札幌弁護士会副会長の一人に就任した。

 札幌弁護士会の高崎暢会長は18日夜、札幌市内で記者会見し、
「違法薬物の根絶に尽力すべき弁護士、しかも弁護士会役員がこのような非行に及び、
深くおわびします」と謝罪。
さらに加藤容疑者の懲戒処分に向けた手続きに入ったことも明らかにした 

会長が頭を下げ謝罪した記事
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20090918-00000021-maip-soci

弁護士懲戒、非行専門のブログです
過去、弁護士の驚くような行為はたくさんありました
痴漢、横領、盗撮、飲酒事故なんでもありました
過去弁護士の覚せい剤は私の記憶では二人目です

さて、過去弁護士会は弁護士の不祥事があった時にはホームページに
会長談話という形で謝罪コメントを載せていました
今回、札幌弁護士会は役員が記者会見を開き、役員が頭を下げました
過去みたことがありません
横浜の公然わいせつ、大阪の海外逃亡弁護士、行方不明え死体で発見弁護士
などなど、一度も会長役員が揃って記者会見して頭下げることはありませんでした

弁護士は都合の悪い時は自営業者の集まりで弁護士会には個人的な事の責任はないとの判断

札幌弁護士会はエライ!!立派な団体だ!
世間では普通やけどね 

札幌弁護士会役員お揃いのホームページ(現在削除されました)
http://s03.megalodon.jp/2009-0918-2154-25/www.satsuben.or.jp/info/top/chairman_greeting.html
(記念ですのでWEB魚拓にしときました)

さて弁護士会が懲戒請求手続きに入ったと新聞には書いてあるが
私の予想ではたぶん、出ないだろうと思います

逮捕されおそらく起訴されるのだから裁判が始まる
弁護士会は裁判中は 推定無罪 と考えるから判決確定まで懲戒処分は出さない
判決が出れば、弁護士資格はく奪となる可能性がある
弁護士資格がなくなれば会員ではないから懲戒は出さない
また、自ら弁護士登録を抹消したら弁護士ではない

塀の向こうに行った弁護士の懲戒処分はほとんどないのが実態
大阪の元検察幹部の弁護士も刑務所に入った事件は懲戒処分はなしでした
元弁護士には懲戒はしないという判断です
もうよその人、弁護士会には関係ないという対応

そして裁判と懲戒請求なら最近は裁判の方がスピードが早いのです

裁判中に札幌弁護士会が懲戒処分を出したら、それこそ皆さん
札幌弁護士会を誉めてあげましょう 

頑張れ~札幌弁護士会綱紀委員会

加藤恭嗣 かとうやすし 登録番号 23263
事務所 札幌市中央区北2条3丁目
加藤恭嗣法律事務所
http://s03.megalodon.jp/2009-0918-2054-59/kato-law.com/
(WEB魚拓)
中央区伏見は自宅の住所

弁護士法第7条
(弁護士の欠格事由)
第七条  次に掲げる者は、第四条、第五条及び前条の規定にかかわらず、弁護士となる資格を
有しない。
一  禁錮以上の刑に処せられた者
二  弾劾裁判所の罷免の裁判を受けた者
三  懲戒の処分により、弁護士若しくは外国法事務弁護士であつて除名され、弁理士であつて業務
を禁止され、公認会計士であつて登録を抹消され、税理士であつて業務を禁止され、又は公務員で
あつて免職され、その処分を受けた日から三年を経過しない者
四  成年被後見人又は被保佐人
五  破産者であつて復権を得ない者