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弁護士が被告に口止めか 振り込め詐欺の統括者名
被害者の男性が自殺した振り込め詐欺事件の公判が26日、東京地裁立川支部
(安藤祥一郎裁判官)であり、被告の2人が「(詐欺グループの統括者について)
以前の担当弁護士から、取り調べでは『知らない』で通してくれ、と言われた」と、
名前などを出さないよう口止めされたと被告人質問で答えた。
 この弁護士は、取材に対し「そんなことは言ってない。(統括者とされる男から)
別の事件で依頼はあったが、それ以外は答える必要はない」と説明。
現在の弁護人の1人は「口止めが事実ならば問題だ。
弁護士資格をはく奪されてもおかしくない」と批判している。
 2人は泉俊介被告(31)と谷山浩二被告(30)。計約4200万円に上る詐欺罪で起訴され、
うち約3500万円の被害を受けたとされる新潟県の男性は自殺している。
 この日の泉被告らの供述によると、口止めをしたとされる弁護士は、詐欺グループ統括者
として今年7月に逮捕された男(32)の依頼を受け、別の事件でも泉被告らの弁護を担当。
今回の詐欺事件では当初弁護してもらっていたが、今年8月、別の女性弁護士らに交代した 

http://www.47news.jp/CN/200911/CN2009112601001050.html