2012年「自由と正義」に掲載された弁護士懲戒処分
日弁連広報誌「自由と正義」平成24年1月号から12月号に掲載された
弁護士懲戒処分
2012年 懲戒処分の要旨が掲載された弁護士の総数 81件
(1件取消ですが自由と正義には掲載されています)
(1)除名 2件 (2月号)
① 谷口玲爾 (広島) 2億円を横領し逃亡、逮捕され実刑
② 弁護士法人公尽会 (東京) 非弁提携 事務員に法律行為をさせた
(2)退会命令 1件 (7月号)
① 吉川彰吾 (東京) 依頼者の預り金等不返還多数
(3)戒告処分 48件 16弁護士会
各弁護士会別懲戒処分者数(戒告)
東京 11
大阪 8
第一 5 (1件取消 12月20日)
二弁 3
京都 3
札幌 3
横浜 2
愛媛 2
沖縄 2
愛知 2
栃木 2
茨城1 奈良1 兵庫1 宮崎1 福島1
(4)業務停止 30件 15弁護士会
各弁護士会別懲戒処分者数 (業務停止)
東京 7
第一 3
二弁 3
京都 2
仙台 2
大阪 2
香川 2
愛知1 静岡1 千葉1 埼玉1 横浜1 群馬1 兵庫1 愛媛1
2012年 懲戒処分者を出した弁護士会・ワースト6
① 東京 19
② 大阪 10
③ 第一 7
④ 二弁 6
⑤ 京都 5
⑥ 横浜 3
■刑事事件で有罪判決を受けて弁護士会の懲戒処分ナシで弁護士登録を抹消された方 (自己破産含む)
① 6月 久万知良 (大阪)
② 7月 黒瀬文平 (岡山)
③ 5月 高橋浩文 (福岡)
④ 3月 近藤利信 (東京)
⑤ 2月 関元隆 (広島)
⑥ 1月 稲尾吉茂 (福岡)
⑦ 1月 大山良平 (大阪)
⑧ 1月 廣嶋聡 (愛知)
⑨ 1月 柴田敏之 (第一東京)
以上の方々は本当は除名処分が出てもおかしくないのですが
有罪判決や自己破産で弁護士資格がなくなり懲戒処分ができなかった