弁護士法違反:無資格紹介の被告と弁護士…起訴内容認める
毎日新聞 2014年09月26日

 弁護士資格がないのに債務整理の仕事を弁護士に紹介したとして弁護士法違反(周旋)などに問われたNPO法人「ライフエイド」(2013年3月清算)元理事長、小林哲也被告(49)は26日、東京地裁(前田巌裁判官)の初公判で起訴内容を認めた。仕事の紹介を受けたとして同法違反(受周旋)に問われた弁護士の宮本孝一被告(46)も起訴内容を認めた。

 検察側は冒頭陳述で、小林被告が08年から弁護士に債務整理を希望する多重債務者の紹介を始め、業務提携した宮本被告ら8弁護士に月100万円前後の報酬を渡していたと指摘。小林被告は、金融業者から返還される過払い金などの利益を受け取りながら、提携弁護士の収入と装い、09年から3年間で約1億4550万円の所得税を免れた。

 起訴状によると小林被告は11年8月〜12年2月、債務者11人を宮本被告ら3弁護士に紹介したなどとされる。弁護士法は、弁護士以外が報酬を得る目的で弁護士に事件を紹介したり、弁護士が紹介を受けることを禁じている。
2月から世間を賑わせていた在宅起訴された3人の弁護士とNPOの代表の裁判が始まりました
過払い請求をNPOが行い巨額の利益を得ていた。
無能な弁護士よりNPOの事務員の方がうまく早く事件処理をしていた。弁護士は名義を貸してろくに仕事をせずに月に100万円もの報酬を得ていたという弁護士法違反容疑の裁判
懲戒処分8回を誇る宮本孝一弁護士(第一東京)は地検特捜部の事情聴取の時点から既に完オチ状態で裁判でも起訴事実を認めた。
この過払い請求事件でNPOは短期で1億4500万を脱税した。そして8人の弁護士は月100万円の報酬を得ていた
つまり、過払い金は依頼者、元金融業者の顧客にはまったく返還されていないということです。実にアクドイ内容です。
弁護士会も実状はよく知っているのですが、仕事ができない無能弁護士借金でクビがまわらない弁護士、高齢で年金のかわりにしたい弁護士のため厳しい処分はしてきませんでした。
だいたい事件放置で8回も懲戒処分を出す第一東京弁護士会もおかしい
のです。
この非弁提携事件、情けないのが弁護士がNPOを使って過払い請求の仕事を集めて儲けた。つまり弁護士が主導的であったということではありません。NPOに使われていた。名義だけ貸して金もらっていたという情けない事件です。その情けない弁護士をいかに助けてきたかという
情けない弁護士会と日弁連が本来追及されなければならないのですが
それでは宮本孝一弁護士に9回目の懲戒処分が出るでしょうか?
この先考えられるパターン
① 何もしない
現在、私が知っているだけで3件の懲戒請求が出されています。
この起訴に至った件も弁護士会が動いたわけではありません。国税庁の査察から始まった事件です。おそらく何もしないと思います。有罪判決になるのでしょうが執行猶予は付きます。その間は弁護士活動はできませんので処分を出しても仕方がないのでなにもしない。
② 業務停止1年~2年
 宮本孝一弁護士を庇うため業務停止2年くらいを出してどうか執行猶予を付けてくださいという過去によくあるパターン。実刑になる可能性がある場合はこの手の手法を使います。業務停止2年であっても執行猶予は3年~5年くらいにはなるのでしょうから、弁護士の執行猶予を取るための懲戒。
③ 退会命令を出す。
弁護士会がいかに弁護士を庇うといっても9回目ではシャレにならん
ええかげんにしいや!ということで弁護士会の面子を保つために退会命令を出すパターン。1回退会をしておかないと毎月の会費も馬鹿になりませんのでしばらく身を隠すという方法、仕事は仲間の債務整理や過払いを隠れてやっていくのですが見つかれば非弁行為となりますが、これも
弁護士会は見て見ぬフリをするでしょう。弁護士は誰も通報なんかしません。一般市民もおせっかいはしません。私は一度に東弁にしましたが
事務員ならいいのですよと言われ二度と通報しなくなった。
③一旦登録を抹消する。
懲戒処分が出る前。判決が出る前に弁護士登録を抹消する。
反省しました弁護士辞めましたとなれば執行猶予は間違いなく付く。
弁護士会も自分から弁護士を辞めたということで元弁護士に懲戒処分は
出せない。9回目を出さなくていいので弁護士会もメンツを保てる。
まともな弁護士会なら登録抹消を出してきても弁護士会預かりにして
厳しい処分をするのですが、第一東京弁護士会が8回も守ってきた弁護士ですし9回目の処分は出したくないでしょうから、登録抹消願いの預かりはないと思います。
私の希望、9回目に戒告を出して世間の笑いものになっていただきたい
とりあえず、今後の成り行きに注目しましょう。
今回在宅起訴された3人の弁護士は弁護士の宮本孝一弁護士(46)岩渕秀道弁護士(東京)(81)、吉田勧弁護士(東京)(53)です
この他にも事情を聞かれた弁護士が4名います。
宮本孝一弁護士の法律事務所リ・ライズを引き継いだ江藤馨弁護士
他に3人おります。
中には関東の市長選挙にも立候補した左翼の有名な弁護士も
名を連ねています。
当然弁護士会も知っていることですが何もしません
NPOと弁護士がどのように過払い請求をするのかの考察
在宅起訴の記事
宮本孝一8回目の懲戒処分