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塀の中からの懲戒請求・山形刑務所からの便り
 
山形刑務所の受刑囚と文通をしています。
彼は2009年に強盗傷害事件で懲役9年の実刑判決位を受け現在山形刑務所にいます。彼の裁判は裁判員裁判のモデルケースになったのですが国選弁護人の対応に不満を持ったまま刑務所に入りました。2009年当時は新人の弁護士でした。事件を起こした原因について法廷で弁護人から語ってもらう約束でしたが弁護人は被告人の希望を無視して事件を起こした原因を語らず裁判は終了しました。この弁護士に対し刑務所の中から懲戒請求を出しましたが、なんとこの弁護士は岩手から長崎へ登録換えしました。懲戒逃げではないかと長崎県弁護士会にも懲戒請求を出しましたが棄却、その後、懲戒が棄却になり弁護士は長崎から福島へ戻り現在も福島で活躍中。

昨年12月に彼からの手紙でガンになったと書いてありました。
ステージ3というガンでした。手術をすると書いてありました。
寒い山形の冬を暖かい病室で過ごす方がマシだ。と強がりを書いてました

春の便りが届きました。

前 略
病期ⅢA期N2・大人の握り拳ほどあった巨大なガンは入院と同時にスタートした辛く苦しい抗がん剤と放射線の併用治療の結果4センチほどまで小さくなり『最上部のへばりつきの部分が切除可能であるか開けてみないと分からない、ダメならすぐ閉じる』とショッキングな説明を受けましたが、予定通り3月2日手術を行い、右肺上葉、縦隔リンパ、除骨1本の中間部門とともに切除でき摘出手術としては成功したようです。尚3月16日病理検査の結果ガンは9ミリで上記術前CTでの4センチは死滅したガン細胞が写っていたと思われ他への転移、浸潤もみられなかったとの事で安心しているところです。ただ当たり前ですが今もかなり痛いです!
したがって当分作業はできず安静扱いで日々過ごしています。再発の可能性はゼロではありませんがとりあえず私の身体からガンは消滅しました。ひょっとして自分の足で出所できるかもしれません。これが私の当面の目標です。無事社会復帰しましたらあらためてご連絡いたします。市井さんの裁判非常に気になります。どうか頑張ってください。応援しています。
まずは退院報告まで
             3月28日
          山形市あけぼの2-1
            M・A

手紙は枚数制限と相手も制限されています。
この記事を見ているご家族も安心していることでしょう。
しっかり反省して出所してください。あと少しです。

12月のガンになりましたという記事

塀の中から国賠を取ったという手紙


Mさん。3月は4人も弁護士が逮捕されました。
3月に実刑になったのが2人でました。弁護士はなるべく地元でなく遠方の刑務所に行くと聞きました。全国にいくつ刑務所があるか知りませんが、弁護士どうし重ならないように配慮しているそうです。今何人の弁護士が刑務所にいるか今度調べてみます。そのうちムショの同期会とかできるかもです。弁護士は刑務所の中でも無料相談会をしているそうですよ。
先日亡くなられた元特捜部長のヤメ検弁護士の本に書いてありました。

Mさん。そちらにあの先生が行っていますよ。

名前出すと黒塗りされるでしょうから書きませんが、センセイは詐欺横領で14年のお勤めです。裁判で同期の弁護士が私選弁護人に就いたのですが事件については何もしゃべらないでいたら求刑15年で判決14年でした。弁護士会に騙されたと気が付いて控訴しても後の祭りでした。同期が仲間を裏切った初めての裁判ではないでしょうか。過去O弁護士会の副会長もしていました。その先生も肝臓が悪く病棟にいるかもしれません。お歳は今は66歳くらいでしょう。ぴんから兄弟の歌ってる方に似ています。この先生が逮捕された時はMさんはもう山形にいたから事件のことは知らないでしょう。私のブログ記事送ります。F川センセイは私のことも知ってますからお話ししてみてください。では元気で、ブログ記事の面白いのを見繕って送ります。