日弁連広報誌「自由と正義」2015年10月号
弁護士懲戒処分の要旨の公告
① 熊谷真喜 27635 第2東京 戒告 処分日6月1日
相手方のパソコンを回収
② 服部融憲 12672 広島 戒告 処分日6月15日
所得隠し
③ 木山潔 16997 広島 戒告 処分日6月15日
所得隠し
④ 横山巌 30375 長崎 戒告 処分日6月25日
犯罪の立証ができないものを公的機関に通報
⑤ 中村尚達 13881 長崎 業務停止10月 処分日6月26日
後見監督人の義務を怠る
⑥ 澤田雄二 24846 栃木 戒告 処分日6月30日
介護弱者に対し人権を蹂躙した行為
⑦ 宮野皓次 16934 兵庫 退会命令 処分日6月30日
事件放置 紛議出頭せず
⑧ 松本 勝 15420 栃木 業務停止2年 処分日7月1日
預り金の清算をしなかった
⑨ 豊田賢治 28990 第二東京 戒告 処分日7月3日
会社の経営権を巡って紛争に関与
⑩ 杉本雅俊 16254 三重 戒告 処分日7月3日
戸籍謄本不正取得
⑪ 中津川彰 32578 横浜 戒告 処分日7月8日
強制わいせつ事件 元検察というキャリアを印象付け
□ 弁護士登録者 2015年7月31日 36390人
□ 弁護士登録抹消情報
6月30日 駒場豊 15852 東京 法17条1
7月7日 龍博 17606 東京 法17条3号
7月22日 野口政幹 19845 第二東京 法17条
7月25日 尾関闘士雄 7743 愛知 死亡にて弁護士登録抹消
今月のトピック
広島の2件の懲戒請求者は弁護士自治ウオッチャーです。
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7月25日にお亡くなりになりました尾関弁護士も弁護士自治ウオッチャーが懲戒請求を申立て愛知県弁護士会綱紀委員会で懲戒相当の議決を得ておりましたが懲戒委員会の裁決になるまでに亡くなられ処分はナシとなりました。3人の弁護士の懲戒請求の内容は所得隠しです。たくさん儲けておられましたが税金の申告が少なかったというものです。3人の弁護士の共通点があります。3人とも自由法曹団の弁護士さんです。
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弁護士が亡くなったり辞めた場合、懲戒処分は無くなります。しかし弁護士会からの通知はありません。懲戒請求者に対し対象弁護士が死亡したので懲戒処分の審議は終えましたという通知くらい出すべきだと思います。亡くなったことをしらない懲戒請求者はいつまでも処分の通知がくるのをまっているのです。