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   毎年表紙が新しくなります。今年はこのデザインです。

日弁連広報誌「自由と正義」2017年1月号が届きました。

1月号は関西地区の大雪の影響でしょうか、東京とは3日遅れで届きました。
1月号は毎年日弁連会長の年頭の挨拶が掲載されています。
(巻頭から8ページ)その中で不祥事について述べられたものは以下のとおりだけです。

「さらに2016年は全国の市民窓口・紛議調停や会請求・事前公表の懲戒手続にかかる運用について、全国の担当者が一堂に会して実務経験交流を行い、それぞれの運用の強化を図ったところです。今後も日弁連は不祥事の対策を総合的に進め、弁護士自治を堅持するための方策に取り組んでいきます。」
          日弁連会長 中本和洋

それでは、日弁連が不祥事対策に取り組んだ成果です。
(本日は一覧です)

弁護士氏名  登録番号 所属 懲戒種別
① 小原健二 26296 京都 戒告 処分日 2016年8月9日
事件放置

② 平岩篤郎 34141 札幌 業務停止3月 処分日8月15日
児童買春 女児児童の性器を撮影し児童ポルノを製造
懲戒請求者は「弁護士自治ウオッチャー」

③ 高島 章 22968 新潟 戒告 処分日8月23日
弁護士に対して屈辱的な書き込みをネットに行った

④ 池田直樹 19715 大阪 戒告 処分日8月29日
事件放置

⑤ 久保 隆 20785 大阪 戒告 処分日8月29日
債務を保証する文書を書き担保抹消手続を行った。

⑥ 小沢 彰 12898 二弁 戒告 処分日9月2日
双方代理

⑦ 古川雅朗 27751 奈良 戒告 処分日9月5日
医療事件の事件放置

⑧ 大村 豊 17867 熊本 戒告 処分日9月26日
委任契約ぜず、着手金等の説明せず

⑨ 石葉泰久 9600 東京 業務停止1月 処分日10月2
遺言執行事件・虚偽の報告

⑩ 堀内稔久 9208 東京 戒告 処分日10月3日
離婚事件で相手方に差別的記述、根拠のない反社会勢力と述べた

⑪ 柳田潤一 22462 愛知 業務停止6月 処分日10月5日
預り金の不適切な処理

処分の変更
大塚和成 第二東京 26914 退会命令⇒業務停止2年
(2016年2月22日)
女性の意に反した性交渉を行ったが強姦ではなくセクハラ程度である。
2016年10月31日現在の登録者 37593名
登録取消
2016年9月29日 
湯澤昌己 第二東京 42154 法17条1号
証人威迫行為で有罪
10月7日 
久保田 昇 大阪 18509 法17条3号
除名処分
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新年号ですので毎年役員全員のお名前が掲載されます。
日弁連会長は月給100万円ボーナス6か月(年2回)
(副会長13人は月給60万円)会費で賄っております。
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2016年の自由と正義の表紙、今年とあんまり変わらん?!
自由と正義には弁護士法人の設立が掲載されています。
法律事務所の名前にはみなさん苦労されるようです。
「弁護士法人ノーサイド法律事務所」いいネーミングです。
「弁護士法人丸の内341」341は部屋番号?
「弁護士法人空と海」空海ファン?
【自由と正義】1月号の特集記事は「企業における不祥事対応」です。
あんたらに言われたくないわ!


でしょうか!