当会会員逮捕に関する会長談話
東京弁護士会 会長 渕上 玲子 2017年6月12日
当会は、当会所属の西山寛弁護士が警視庁に威力業務妨害及び器物損壊等の容疑で逮捕されたとの報道に接しました。
逮捕容疑が事実であるとすれば極めて遺憾な事態です。
当会としては、捜査の進展等を見守り、本件について適正に対処する所存です。
逮捕容疑が事実であるとすれば極めて遺憾な事態です。
当会としては、捜査の進展等を見守り、本件について適正に対処する所存です。
裁判所の皆さまにご迷惑、ご心配をおかけいたしまして申し訳ございません。という謝罪の言葉は当然ですが一切ありません。
NHKの報道
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20170612/k10011014501000.html
裁判所トイレで火つけ 業務妨害した疑い 弁護士を逮捕
6月12日 9時08分 NHK
横浜市の34歳の弁護士が、ことし1月、東京・霞が関の裁判所が入る建物のトイレで、トイレットペーパーに火をつけ、業務を妨害したとして、威力業務妨害などの疑いで警視庁に逮捕されました。
調べに対し容疑を否認しているということです。
逮捕されたのは、東京弁護士会に所属する弁護士で、横浜市の西山寛容疑者(34)で、
警視庁の調べによりますと、ことし1月、東京・千代田区霞が関にある東京地方裁判所や東京高等裁判所などが入っている建物の6階にある男性用トイレで、トイレットペーパーに火をつけて燃やし、業務を妨害したとして、威力業務妨害と器物損壊の疑いが持たれています。
火はすぐに消し止められ、けが人などはいませんでしたが、現場に火の気が無かったことなどから、警視庁は火をつけられた疑いがあると見て捜査を進めていました。
その結果、周辺の防犯カメラの映像などから、自分が担当する裁判のために来ていた西山弁護士が関わったとして、逮捕したということです。
警視庁によりますと、調べに対し、西山弁護士は「たばこを吸っていただけだ」などと供述し、容疑を否認しているということです。