『弁護士懲戒手続の実務と研究』 日本弁護士連合会調査室 

最近、弁護士の懲戒請求についてネット上に投稿されることが多くなりました。しかしネットの発言を見ると、誤解をして投稿している方もおられるようです。

 

『弁護士懲戒手続の実務と研究』 日本弁護士連合会調査室 第3版

この本は、懲戒請求を申立する側のハウツウ本ではなく、懲戒の審議をする弁護士会、日弁連の綱紀委員、懲戒委員のために書かれたものです。(日弁連広報課で販売しております。)

懲戒制度の在り方、弁護士会の懲戒制度、日弁連の懲戒制度について詳しく書かれています。
弁護士さんがよくいう「赤 本」と呼ばれるものです。今後、当ブログでこの本を参考に懲戒請求の審査方法等がどのようなものか等々少しずつ問題点を整理してまいりたいと思います。

「弁護士懲戒手続の研究と実務」平成23年1月31日 編集 日本弁護士連合会調査室

発行 日本弁護士連合会

【執筆者紹介】 
 青木耕一(東京) 有吉 眞(第一東京) 笠原健司(東京) 後藤富士子(東京) 杉村亜紀子(東京)副島史子(第二東京)永塚良知(第一東京)松田豊治(第一東京)森田太三(東京)山川隆久(東京)浅見雄輔(東京)市川充【東京】加戸成樹(第二東京)木之瀬幹夫(第二東京)齊藤美幸(第二東京)杉山真一(第二東京)田中みちよ(東京)野村吉太郎(東京)松村龍彦(第一東京)森野嘉郎(東京)山岸洋(第二東京)吾妻 望(第二東京)稲田耕一郎(東京)金澤賢一(第一東京)上妻英一郎(東京)杉田時男(東京)関内壮一郎(第二東京)富永忠祐(東京)浜辺陽一郎(第二東京)村下憲司(第一東京)矢澤昌司(東京)葦原敬(第二東京)

懲戒請求専門の本を執筆したのですから、執筆した弁護士が懲戒処分を受けることなど無縁であろうかと思いますが、お名前は控えますが、上記執筆者の弁護士の方でなんと『除名処分』1名、業務停止1名おられます。