次期日弁連会長に荒氏 地方選出は史上2人目

3/11(水)

 日弁連(会員約4万2千人)は11日、2月の会長選が決着しなかったことに伴う再投票を実施し、決選投票に残った元日弁連事務総長で仙台弁護士会の荒中氏(65)が、第二東京弁護士会の元会長、山岸良太氏(66)を破り当選した。任期は4月1日から2年間。

日弁連によると、東京の3弁護士会と大阪弁護士会以外からの会長選出は、1986年から2年間務めた神戸弁護士会(現兵庫県弁護士会)の故北山六郎氏以来34年ぶりで史上2人目。

荒氏は福島県出身。東北大法学部卒業後、82年に弁護士登録し、2012~13年度に日弁連事務総長を務めた。

引用https://www.tokyo-np.co.jp/s/article/2020031101002263.html

弁護士自治を考える会

日弁連会長選挙で一般市民には立候補することも会長を選ぶ権利もありません。今回の会長選挙は二弁の企業法務を専門とする候補者といわゆる街弁の代表である荒中弁護士の一騎打ちでした。

市民にとって残念な結果になりました

本来ならば、所属弁護士が多い森松本濱田法律事務所の弁護士が立候補してきて負けるわけはないとも思いました。長年の慣習では順番は二弁が会長になる番でした。

地方の反乱、企業法務ではなく街弁の弁護士が荒中弁護士に投票したのではないかと思います。

では、市民にとって依頼者にとって、新会長の荒中弁護士の公約は私たちにとって有意義なものでしょうか?

今回の選挙結果ではっきりしたことは日弁連は弁護士のためにある団体で、市民のためのことなどまったく考えていないことがはっきりしました。口では社会正義の実現といいますが所詮、食えない弁護士、無能な弁護士に飯うを食わせて市民のことなど微塵も考えていない候補者が当選したのです。

市民には今後も暗黒の時代が続くことになるでしょう。

一番の理由、弁護士職務基本規程の改正に反対したのが荒中弁護士です。

(詳細は後日記事にします。)