会員逮捕に関する会長談話

2022年(令和4年)6月24日

広島弁護士会 会長 久 笠 信 雄 

会 長 談 話

 当会会員が、詐欺で逮捕されたとの情報に接しました。
被疑事実の真偽については、今後の捜査及び裁判の進捗を待つことになりますが、持続化給付金等を不正受給したという被疑事実が真実であるとすれば、そのような行為は到底許されるものではなく、まことに残念というほかありません。当会は、これまでも会員の不祥事防止に向けて様々な努力を重ねてきたところでありますが、会員の弁護士としての責任感と倫理意識を一層高めるための更なる努力を重ねるとともに、綱紀を保持し、弁護士の社会的信用を損なうことのないよう努めてまいります。

 

加島康介 登録番号35747 広島 

東広島総合総合法律事務所 東広島市西条朝日町13-28中井ビル1階 

業務停止2022年5月17日~6月16日  

 

持続化給付金めぐる詐欺で弁護士初の摘発 2人を逮捕 認否明らかにせず 広島県警 6月23日 中国放送 報道

新型コロナの影響で収入が減った事業者などへ国が支給する持続化給付金などを、不正に受け取ったとして、弁護士の男ら2人が詐欺の疑いで逮捕されました。 警察によりますと、東広島市の弁護士 加島康介容疑者(47)と広島市南区の会社役員 熊本俊二容疑者(56)は、おととし10月、要件を満たすかのように装って持続化給付金の申請をして、おととし11月、200万円をだまし取ったほか、おととし11月から12月の間、要件を満たすかのように装って家賃支援給付金の申請をして、おととし12月、およそ391万円をだまし取った疑いが持たれています。 警察は捜査に支障があるとして2人の認否を明らかにしていません。 広島県警によりますと、弁護士が、持続化給付金、また家賃支援給付金の詐欺で摘発されるのは全国で初めてだということです。

中国放送https://newsdig.tbs.co.jp/articles/-/77976?display=1

 

以上