私の事件受任は法テラス案件が8割という離婚弁護士さんがいます。この地域の法テラスが優先的に斡旋しているのでしょうか？
いくら優秀な弁護士さんであろうと優先的に事件を斡旋することはありません。
離婚案件の場合は、多くは弁護士（法テラスと契約をしている）が法テラスに連れていくのです。
（一般論ですので小魚先生の事務所だというているのではありません）
離婚事件受任マニュアル
子育てや結婚生活に悩んでいる女性、
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各地にある女性センター、区民会館などでNPOが相談業務、セミナーを行っている
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相談者が来たら、「あなたの夫はDVよ、早く逃げましょう。必ず子どもを連れて来て、
その前に一度、夫婦喧嘩をして警察呼ぶこと、すぐに帰ってもらっていい。夫のモラハラをメモに書くのよ」と指導してくれます。
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NPOが理事、付き合いのある弁護士を紹介します。着手金や報酬が無いというと法テラスがあると説明されます。
預貯金が多いと法テラスで受任できないから、事前に通帳を空にしておくこと、シェルターの説明を受けます
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法テラスの契約弁護士であるNPOの弁護士は法テラスとの契約を締結し法テラスに契約書類を送ります。
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子どもと逃げたあと、翌日に弁護士から調停開始の通知が送られてます。（警察に届けを出さないよう）
法テラスに直接、離婚などの相談に行った場合 （関西の法テラスの場合）
法テラスに急に来られても相談業務はできません。法テラスの窓口にＮＰＯのバンフ、チラシが置いてあります。
先にＮＰＯに相談にいくよう勧められます。ＮＰＯに行くとあとは同じように説明を受け、結局、法テラスに戻ってきます。
法テラスの弁護士報酬は安くありません。
報酬基準の最高額です、値切れません、分割ができるだけです。
弁護士が法テラスの報酬に文句をいうのは、自由に報酬を決められないこと、報酬から７％の軒代を取られるからです。法テラスは報酬が高いからと法テラスからの紹介でも直接契約に切り替える弁護士も多くいます。見つかれば戒告です。
ある法テラスの前で依頼者が入ろうかやめようかとうろうろしていると、柱の陰から「お客さんこっちこっち！」と呼びかけるものがいます。弁護士です。
「法テラスは高いし、私の方がここより腕がいいよ、どう事務所行こうか！」という都市伝説が関西方面であります。
