自民「不備な法案通らない」維新「しがらみだらけでは無理」共同親権巡り舌戦ヒートアップ

法務省案に悲観的な見方も

共同親権の制度案を巡り、自民と維新で舌戦が激しくなっている。SAKISIRUで24日に掲載した「
『自民 vs 維新』共同親権に本気なのはどっちか?埼玉から始まる政策論争」で、維新公認で埼玉4区から出馬予定の元総務官僚、渡邉泰之氏が自民と法務省で検討中の案について「骨抜き」ではないかと批判したことが報じられると、「共同養育支援議員連盟」の会長を務める自民の柴山昌彦元文科相がツイッターで即座に反応した。

 

投稿では、渡辺氏の名指しを避けたものの「『やるやる詐欺』と人を誹謗中傷していた人間が、共同親権を制度化する内容の法案の検討のニュースが出たら一転『骨抜き法案』と非難の内容を変えたww 

人を貶めるのはいい加減にして欲しいものだ」と憮然とした様子。「党はもはやしっかり理論装備を行なっている。不備な法案は党の審査を通らない」と述べ、腰を据えて法案整備を進めるべきとの認識を示した。

また、自民の三谷英弘衆院議員も「共同親権開いた子ども利益最優先すること前提どう制度設計する問題です」と“子どもファースト”を強調した。

自民側の反論に対し、渡辺氏も25日、フェイスブックを更新。

お二人とも尊敬する政治家です。しかし、たとえ彼らの能力が高く、本気で子どものために制度を変えようとしても、しがらみだらけの自民党では絶対無理です」と主張。

さらに「調整のやり方もおかしいですが、そもそも調整しようとする相手も間違ってます」と述べた上で、「単独親権制を利用してボロ儲けする弁護士や真っ赤に染まった活動家にまで忖度したら、まともな案ができる訳がありません。銀行強盗の意見も踏まえて銀行法を改正しようとしているようなもので、それでまともなものが出てきたら、そっちの方が驚きです」と皮肉で返した。

法務省が検討中の制度案を巡っては、8月中に法制審議会(法制審)の部会に示すと東京新聞が報道した。共同親権に向けて動き出したとの期待もあるものの、YouTubeで親権問題の解説を行う「モリト弁護士」こと森智雄弁護士は24日の動画で、法制審の資料をもとに悲観的な見方を示した。

森氏は「彼らが議論している共同親権の親子交流の落とし所は、なんと現状の試行的面会交流。これに同居親が拒否した場合にその理由を裁判所が尋ねることができるというものだった。今の運用と何が違うのか」などと疑問視。面会交流が制限される上に、養育費の取り立ても強化される案を挙げ、「法務省が議論しているのは真に強力な単独親権制度」と酷評した

弁護士自治を考える会
当会に当事者はいません。当事者団体に参加していません。政治についても支持支援またはどこの党員でもありません。
共同親権について、これで「実子誘拐」「子ども連れ去り」「虚偽DV、虚偽支援措置で子どもに会わせない」は全て解決するとは考えていませんが、離婚弁護士、離婚ビジネス(NPO、シエルター事業)や男女共同参画予算の見直しの端緒になればと考えます。
文中の渡邉泰之さんとは約15年前に大阪府高槻市の副市長就任時に子どもに会えない当事者2名とお会いしました。そのころは共同親権という言葉も無いときでした。当時から分かっていたのはNPO、法テラス、左翼系弁護士が一体となって子どもに会えない当事者を作り出していくことでした。
ようやく共同親権が国会の審議となり、しかし法制審議会の議論はまったく進展せず、委員のメンバーは補助金、助成金を貰っている団体、NPOの役員ばかり、その中で自民党の委員が頑張っているようにみえていましたが、どうも怪しいと感じている事情通が声を上げてきました。
今までは身内からの批判は控えて様子見をしていたと見受けられます。当事者の皆さんの切なる思いを実現するには、まだ見守ろう、しかし、共同親権を推進しているような態度だが実態は???という与党議員もいる。
弁護士法人ベリーベストの酒井将代表が口火を切ってくれました。
自民党という政党は右から、左から様々、
自民党議員の中には表向きは保守、実は選挙区事情もあり左翼団体と繋がっている議員もいる。
特に、弁護士兼議員、議員辞めたら弁護士に戻る、日弁連に逆らう弁護士がどれだけいる?
当事者の皆さん、ぼちぼち目を覚まそうか?
続きます。