兒玉博信会員の逮捕を受けて
2025年(令和7年)2月5日、当会会員である兒玉博信会員が依頼者に渡すべき保険金を着服したとして業務上横領罪の容疑で逮捕されました。
本事案については、すでに県民の皆様にはご報告させて頂いたことでおりますが、会員が逮捕されるという事態が生じたことについて、大変残念に思います。
今後、兒玉会員に対する捜査については、警察や検察の手に委ねられることになりますが、当会としては引き続き捜査の行方を見守るとともに、会員の、弁護士としての責任感と倫理意識をより高めるために、今後とも努力を重ねてまいります。
以 上
2025年(令和7年)2月6日 宮崎県弁護士会 会長 山田秀一
報道
保険会社から預かった依頼者の損害賠償金およそ190万円を横領したとして、宮崎県弁護士会に所属する52歳の弁護士の男が逮捕されました。 男は容疑を否認しています。 業務上横領の疑いで逮捕されたのは、宮崎市の弁護士、兒玉博信容疑者(52歳)です。 警察の調べによりますと、兒玉容疑者は、2021年、宮崎市の30代の男性から交通事故の示談交渉業務を依頼されましたが、保険会社から損害賠償金として自身の口座に振り込まれた現金およそ187万円を横領した疑いが持たれています。 調べに対し、兒玉容疑者は「被害者に保険金を返していないのは間違いないが、自分のために使う目的があったのかは分からない」などと容疑を否認しています。 警察は、複数の依頼者から被害の相談を受けていて、余罪について詳しく調べています。
宮崎放送https://news.yahoo.co.jp/articles/7ccedabc77973ac271ccc98448edaf2d36bf9c9f
被害総額は最大6000万円か 宮崎市の弁護士が依頼者の現金を着服
2024年5月28日
宮崎県弁護士会は、所属する男性弁護士が保険会社から預かった依頼者の保険金、およそ330万円を着服していたことを明らかにしました。 この弁護士は、ほかの依頼者からも現金を着服していて被害総額は最大6000万円に上るとみられています。 県弁護士会によりますと、着服をしていたのは宮崎市で弁護士事務所を開いている兒玉博信弁護士(51歳)です。
この事案は、今月16日、県弁護士会に兒玉弁護士の依頼者から相談が寄せられたことで発覚。 依頼者は2023年、交通事故による保険金およそ330万円の受け取りを依頼していましたが、兒玉弁護士から保険金が振り込まれなかったということです。 依頼者からの相談を受け、県弁護士会が兒玉弁護士に事情を聞いたところ、保険金の着服を認め、兒玉弁護士はほかの依頼者からも現金を着服したことを明らかにしました。 着服による被害総額は2500万から6000万円に上るとみられています。
県弁護士会は、兒玉弁護士の処分について懲戒にあたるかを判断する「綱紀委員会」に調査請求を行い、刑事告発についても検討しているということです。 また、県弁護士会は、今月30日まで兒玉弁護士の依頼者からの問い合わせなどに対応するとしています。
引用ps://newsdig.tbs.co.jp/articles/mrt/119647
兒玉博信弁護士 登録番号32639 弁護士法兒玉総合法律事務所 宮崎市瀬頭2-3