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行政書士の権限逸脱」大阪弁護士会、NHKドラマにNG

写真は文句は言うが弁護士懲戒処分は甘い大阪弁護士会会館
 NHKが4~5月に8回放映したドラマ「コンカツ・リカツ」で、行政書士役が離婚問題を
アドバイスするシーンがあり、大阪弁護士会(畑守人会長)が「弁護士以外が報酬目的で法律事務を
取り扱うことを禁じた弁護士法に違反する」としてNHKに抗議書を送っていたことがわかった。
 NHKは「今後の番組制作の参考にしたい」としている。
 ドラマは結婚を目指す「結婚活動」と離婚のための「離婚活動」をする女性2人を中心に描いており、桜井幸子さんや清水美沙さんらが出演していた。
 同弁護士会が問題にしたのは、「離婚カリスマカウンセラー」の行政書士役が、夫から受け取る
生活費についてアドバイスしたり、慰謝料の額に言及したりしていた場面。
 抗議書では、行政書士について「職務権限は官公署に提出する書類などの作成業務で、その範囲で
依頼人の相談に応じることができる」とし、「弁護士に認められた法律相談とは異なる」と指摘。
 ドラマの行政書士役については「法的手段や法律解釈に踏み込んだ見解を示し、
行政書士の職務権限を逸脱している」と主張している 

弁護士の仕事に踏み込むなということ

今までは甘い態度だったが最近仕事も減ったし厳しくするぞ
行政書士は本人申請しかできないから法律相談では報酬は取れんというのが
弁護士会の見解

司法改革で司法書士さんが簡裁に対する裁判ができたり
140万円以下の請求金額 ただし上告されれば弁護士の出番
過払いなども少ない金額や争いがなければ可能であるようになった

行政書士も相続に関してあくまで本人申請で書類のお手伝いができるという
ことで各地に行政書士の相続相談センターができた

面白くないのが弁護士会

司法書士は法務局が監督官庁になります
官報に司法書士の懲戒処分が載ります
ほとんどが[権限外業務]と[本人意思確認の無効]です
つまり弁護士業務に踏み込んだから懲戒処分を司法書士が受けています

では誰が司法書士に対して懲戒を申し出ているか
弁護士が一番多いのです
司法書士が受けた事件で争いがあれば地裁に行きますが
そこで司法書士の仕事内容がわかります
弁護士が懲戒申立てを出します

そして司法書士の懲戒を出すのが司法書士
不動産登記では売り手、買い手と二人の司法書士が来ますが
売り主が痴ほう症であったり寝たきりであった場合の本人意思確認ができてない場合
司法書士が司法書士を懲戒にかけるそうです

最近私も弁護士による勉強会に参加していますが
一番気をつけなければならないのが非弁行為
弁護士法違反行為です

延滞家賃の取り立てに家主以外が訪問するこれは弁護士法違反行為
(自分の債権ではないので委任状あるいは管理契約が必要)
政党の生活相談と称して法律相談を弁護士以外がしていることなど
yahooの知恵袋の法律相談はどうか?
私のブログに対してよく法律のことでコメントされますが
なるべく応対しないようにしています
もちろん報酬は取れませんが反復し常習化していると文句が出ないように
してます

弁護士法違反にならないよう注意しましょう!!

ただいまブログのデータバックアップ中のためコメントはちょっと
控えてください