民事訴訟:1000万円支払いを弁護士らに命令 地裁「提訴、根拠なし」 /兵庫
 兵庫県弁護士会所属の男性弁護士らから根拠のない民事訴訟を起こされたとして、尼崎市の男性が訴訟費用支払いを求めた民事訴訟の判決が
18日、神戸地裁であった。佐藤明裁判長は「提訴は相当性を欠いていた」として、請求通り弁護士と伊丹市の男性に計1000万円の支払いを命じた。
判決によると、弁護士は1959年に北朝鮮に渡ったとされる女性の財産管理人だったが、伊丹市の男性が「尼崎市の男性に対する債権が
含まれる」と主張したため07年、この男性を相手取り3億5000万円の支払いを求めて提訴。
後に取り下げた。男性は「弁護士は、伊丹市の男性の主張がうそと知りながら提訴した」と主張。
弁護士は「提訴しなければ財産管理人としての責任が問われる」と反論。佐藤裁判長は「伊丹市の男性が述べる証拠を吟味せず提訴し
、財産管理人の職務範囲を逸脱した」と判断した。
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財産管理人は裁判所から選任された弁護士うそと分りながら提訴した弁護士
懲戒請求は出してるかはわかりませんが出せば「戒告」にはなるでしょう。