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              (自由と正義のデザインが変わりました。1年間はこのスタイルです)
 
2012年1月号日弁連広報誌「自由と正義」が本日届きました
1月号は日弁連会長の新年のあいさつが掲載されていますが、昨年逮捕者が続出した弁護士の非行問題や
弁護士や日弁連の作成したメーリングリストが誰でも見られる状況であったということについて謝罪や反省の言葉は
一言もありませんでした。たぶん締切が間に合わなかったからでしょう
今月は13人の弁護士の懲戒処分の要旨がまとめて掲載されています
本日は一覧ですが明日から一人一人詳細を記事にします
 
① 宮 文弘 8167 東京 戒告  2011年10月3日
二つの事務所に勤務
 
② 栃木 義宏 13164 東京 戒告 2011年10月3日  
 平成24年11月2日 官報 日弁連で取り消し
 
③ 鈴木 正巳 18121 東京 業務停止3月 2011年10月3日
預り金の不返還
 
④ 平間 民郎 32365 東京 業務停止1月 2011年10月3日
報酬等の問題
 
⑤ 宮本孝一 27513 第一東京 戒告 2011年10月3日
4回目の処分 事件放置 
 
⑥ 秀平 吉郎 16180 大阪 戒告 2011年10月3日
利益相反行為
 
⑦ 松井忠義 16184 大阪 戒告 2011年10月3日
虚偽報告
 
⑧ 溝辺克己 16230 第一東京 2011年10月4日
事件放置2回目
 
⑨ 松浦 光明 17895 横浜 戒告 2011年10月4日
期間内に上告せず
 
⑩ 太田 寛 18765 愛知県 業務停止2月 2011年10月4日
飲酒交通事故
 
⑪ 大橋秀雄 15462 東京 業務停止3月 2011年10月5日
非弁行為
 
⑫ 知原 信行 17488 京都 業務停止8月 2011年10月14日
事件放置
 
⑬ 湖海 信成 18671 京都 戒告 2011年10月14日
双方代理
 
以上、ベテランばかりの弁護士、また東京、大阪、京都、愛知、横浜など毎年おなじみの弁護士会
今年も熾烈な弁護士会別の懲戒レースを繰り広げるようです
 
懲戒処分の変更
飯田秀人 11582 業務停止1年→8月に変更した理由
 
登録取り消し
今月も30名ほどの弁護士の登録抹消が掲載されています
① 花村哲男 11953 大阪  法17条3号
② 大山良平 16584 大阪  法17条1号    
③ 廣嶋 聡 37042 愛知県 法17条1号
④ 柴田敏之 11492 第一東京 法17条1号
以上が弁護士登録を抹消致しました。大山、廣島弁護士は横領等で逮捕され有罪判決を受けています
 柴田弁護士も逮捕されています。17条1号は懲戒処分ではなく弁護士としての適格条項がないとの抹消です
懲戒処分などで除名や退会命令を受けたのではありません
花村弁護士は会費未納などで退会命令を受けての登録抹消です
2011年11月1日
弁護士登録数 30513名  最終登録番号 44228