日弁連広報誌「自由と正義」11月号に掲載された弁護士懲戒処分要旨
札幌弁護士会  小門立弁護士(こかど・りゅう)の懲戒処分の要旨 ①
 
11月号にはもう1件小門弁護士の懲戒処分が掲載されています
同じように事件放置です。
依頼者が死亡していることさえ知らない弁護士
遺産分割調停事件受任し着手金30万円受領、23カ月放置
その後、調停を申し立てたが相続人の戸籍関係の書類を裁判所に提出しなかった。裁判所は調停終了した。(2010129日)
ところが200910月に調停をしている時に依頼者が死亡していた。
依頼者が死亡しているのに調停を申し立ててしまった。
死亡した依頼者の相続人についても調停事件が終了していることを告げなかった。Wの事件放置です。
小門弁護士は裁判所から早く書類を出すように督促されていますが
必要書類をわざと出していません。
なぜでしょうか。遅れて仕事をしたことを隠したいのでしょうか
疑問点がいくつかある懲戒処分です。
どちらにしてもここまで怠慢な法律行為、事件放置する弁護士、依頼人をほんとうにバカにしてます。 金取って仕事しないのは弁護士の専売特許ですが、ここまでひどい事件放置も珍しいです。これでも戒告処分です。こんな軽い処分しか出しませんから、これからもこういう事件放置はたくさん続くでしょう。弁護士に仕事がないというのはウソだということも良く分ります。それは弁護士にとって楽して大きく儲かるおいしい仕事がないということです。相続や離婚や債務整理という庶民の仕事はたくさんあるのですが、金にならないめんどうくさい事件はやりたくない弁護士はいっぱいいるのです。
 
          懲 戒 処 分 の 公 告
札幌弁護士会がなした懲戒の処分について同会から以下の通り通知を受けたので懲戒処分の公告公表に関する規定第3条第1号の規定により公告する
              記
1 懲戒を受けた弁護士
氏名 小門 立 登録番号 15588  札幌弁護士会
事務所 札幌市中央区大通西     小門立法律事務所                    
2 処分の内容        戒 告
3 処分の理由の要旨
(1)被懲戒者は2008116日Aから遺産分割調停の申し立てを受任し着手金30万円を受領したが2010423日までの約23ヶ月間、調停の申立てをせず受任事件を放置した
(2)被懲戒者は上記調停を申立てた後、家庭裁判所の調停委員会から相続人及び相続財産の特定に必要であるとして戸籍謄本、登録事項証明書などの提出を複数回にわたって求められたが、これに応じなかった。そのため調停委員会は2010129日、調停しない措置をとり、上記調停は終了した。
(3)被懲戒者はAが20091024日に死亡したことを知らずに上記調停を申した立てたため20108月頃、Aの相続人である懲戒請求者Bほか2名が懲戒者から連絡を受けて家庭裁判所に受継申立書を提出しAに係る上記調停手続きを承継したが被懲戒者は上記調停の終了について懲戒請求者に報告しなかった。
(4)被懲戒者の上記行為は弁護士職務基本規定第35条及び36条に違反しいずれも弁護士法第56条第1項に定める弁護士としての品位を失うべき非行に該当する
4 処分の効力を生じた年月日
 201289
2012111日   日本弁護士連合会