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くだらない裁判を無能な同期の弁護士から頼まれた優秀な弁護士
 
ある離婚事件が終わった。
離婚が決まって夫が妻の家を出ていくことになった。
そこは元妻の実家で元妻の両親と同居していた。二人いる子どもの親権は元妻になり元夫は養育費を支払う約束をし、子どもとの面会日時や夏休みの旅行や学期末に成績表を見せることなどを裁判所で約束をした。和解とはいえ裁判の判決と同じ効力ですよと元妻の代理人弁護士は元夫に言った。
 
毎月約束をした養育費を支払った。
離婚裁判から4年経ったが、裁判所で約束された子どもとの面会は一度も実現していない。養育費は毎月払っているのに一度も子どもに会っていない。裁判所で取り交わした和解はいったいなんだったのか?
 
元妻の実家にいた時の荷物がまだ残っている
2階の書斎に軽トラ1台分もないだろう、仕事に使うものもある。友達の預かりものや年代物の古いギター。まあ4年間、必要に迫られていないのだから大したものはない。捨てられてもしょうがないものばかりだ。引き取りに行きたいが、家に入ってもらっては困ると元妻の父親に言われている。家に行けば警察を呼ぶのだろう
 
ある日元夫に地裁から訴状が届いた
建物内にある元夫の動産を撤去しろという裁判の訴状だ。
原告は元妻の父親。代理人は離婚裁判をした時の弁護士の同期の弁護士
 
なんで裁判までしてくるのだろうか
電話で「二階にあるあんたの荷物持って帰ってくれないか」この一言ですむのを代理人弁護士を立てて裁判にしてきた。
 
裁判期日にいくと裁判は1回で終了
1回で終了。1回目から法廷ではなくテーブル室
荷物を出してくださいという判決。強制執行のおまけまでついた。
 
原告代理人弁護士からのメール
その後代理人弁護士から執行期日までに荷物を出したらどうですかとメールがきた。荷物はなんですかと聞くと弁護士は室内にあるもの一式ですとしか言わない。どうやら、弁護士は部屋にいくことなく、そこに何があるかの確認もしていないようだ。とにかく荷物を出せとしか言わない。とにかく執行期日までに出せという。執行をすると裁判所に払う費用もかかるから自分でどけろというのだ。
電話1本ですむものを裁判にしてきて判決とって執行までして何がしたいのかと思うが、めんどうくさい事をやってくるものだ
 
裁判所もおかしい、荷物の特定もせずに判決を出して執行期日まで決定したのだ。地裁も原告代理人と被告でよろしくやってくださいと簡単に考えていたのでしょう。
 
弁護士に執行期日までに建物から荷物を出せと言われ、元夫はそれならば子どもがいる日曜日に荷物を取りにいく、子どもと面会もできるから一石二鳥と思い弁護士に日時を弁護士に告げると、その日はダメだという。
他の日に取りにこいという。子どもがいる日はダメだと弁護士はおかしな事をいう
 
元夫は荷物は何があるのですか車の用意もしなくてはいけないからと言うと、とにかく、室内にあるもの一式だとしか言わない。
荷物の一覧表を出してくださいというとそんなものはないという
では、元夫が覚えている、パソコン、ギター、カバンはあるかというと
弁護士は写真を一枚送ってきた。妻から送られてきたものを転送したのだろう。そこには大事なものはなく不要なものしか映っていなかった。
 
強制執行の期日前に夫は高裁に控訴した。
強制執行停止の仮処分をして保証金を積んだ。
荷物を出せという裁判で自分としては荷物を出したいが、どんな荷物があるのか特定もなく子どものいる日時は来るなといい。まったくなんという弁護士だ。離婚の時にもめたとはいえ、その時の弁護士は出てこなくて同期のわけが分かっていない弁護士に頼むからまたややこしくなった。
 
この同期の弁護士も気の毒だ。
虎ノ門にあるこの事務所は普段は大きな経済事件しかやらない有名な事務所だ。たいした値打ち(評価は15万円)もない動産の撤去裁判なんかほんとうはやりたくないだろう。虎ノ門から2時間以上かけて現場にもいくはずもない、これで報酬はいったいいくらになるのだ。
もともと電話1本ですむような事を裁判にしてくるからこんなことになる。同期から頼まれた仕事とはいえ実際はやりたくないが本音だろう
最初の離婚事件をしこりのないよう処理しておけばよかったのだ
自分たちも了解した子どもの面会さえしておけばなんの問題も発生しなかった
無能な弁護士に依頼するとあとあとまで響くということだ
 
ということで2月6日東京高等裁判所に於いて建物内動産撤去事件の
控訴事件の第1回裁判があります。
 
この控訴審で法律的に関心があるとすれば、1審判決にある
建物内にある動産を撤去という場合、その動産を特定しなくてもかまわないのか
強制執行する場合でも建物内にある物の特定はせず動産一式で執行でききるのか
原告が動産を特定しないでも裁判が起こせたのか
被告がなにがあるのかと聞いても曖昧にしか答えなかった代理人弁護士はどうなのか
そして1回目で結審して判決出して控訴されるような地裁の裁判官は無能かどうか!!?
  
高等裁判所も忙しいときにほんとうにご苦労様でございます。
弁護士さんも地裁で簡単に済むと思ったのがここまでになるとは
こちらもご苦労様です。ボス弁にお前は同期のくだらん事件受けてなにを
しているのだと言われているのではないかと心配しています。
 
 
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   2月3日 節分で廬山寺というお寺に行ってきました。
 
   あか鬼とあお鬼がおりました。 あかく色のついた鬼のほうが怖かったです
 
         鬼は”あか”ですかね
 
   廬山寺