弁護士に後見人をさせるな!
相次ぐ弁護士による後見人制度を悪用した横領事件が多発
後見人制度というのがあります。高齢者の財産管理や財産の管理ができない状態の弱い立場の人をバックアップするという制度です。
寝たきりの老人や障がい者につけこんで弁護士が被後見人のお金を横領するという犯罪が増えています。弱い立場の人の大事なお金を盗るという許せない行為です。弁護士の犯罪が明るみに出てもいくら損害があったのかも特定できないこともあります。今年に入っても後見人制度の悪用した弁護士の事件の報道が増えています。
1月から3月までの報道です
① 成年後見人の立場悪用 1000万着服の小幡一樹弁護士起訴(大阪)
(3月27日)1000万円の横領
② 菊田孝一弁護士 業務停止2月の懲戒処分 (第2東京)
(3月27日)
成年後見人の預り金を不適切に管理
③ 松原厚弁護士(東京)被後見人財産を横領疑い 東弁が告発へ
(3月25日) 3900万円の着服
④ 成年後見人の横領を見逃した監督人の弁護士に賠償命令(大阪)
3月15日 後見人の監督をする弁護士 不適切な行為
⑤ 島内正人弁護士【福岡】2600万円の詐欺認める【福岡地裁】
成年後見人制度悪用 4400万円を横領
⑥ 岡山弁護士会 犯罪のデパート 福川律美弁護士
(3月9日)
詐欺・横領で逮捕された弁護士 被害総額約10億円
保険金詐欺から何からなにまでやりました。
当然、後見人制度悪用して4300万円を横領
⑦ 福島原発の放射能が怖いからいわき家裁に出頭しなかった弁護士
後見人の弁護士が裁判所の許可なく被後見人の財産を処分した。
家族から申し立てられた調停に出て行かない福島の弁護士
⑧ 成年後見人で預金着服関康郎弁護士(東京)起訴
(1月24日) 1200万円横領
■ 後見人制度悪用で処分された弁護士の懲戒処分
たった3月でこれだけの事件の報道があります。謝罪もなく対応策もなく弁済が
ほとんどされていないということです。
弁護士以外でも後見人は可能です。まず弁護士以外に相談をしましょう
司法書士
行政書士
弱い立場の人の財産を守るのが後見人制度の目的です
悪徳弁護士の餌食にならないようにしましょう