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成年後見、弁護士の標的に 預かり金着服相次ぐ
障害者や高齢者の財産を専門家が管理する「成年後見制度」を巡り、選任された弁護士らが、預かった財産に手を付ける不祥事が全国で相次いでいる。最高裁によると、判明した被害額は少なくとも5億円近くに上り、弁護士の信頼を揺るがす事態に。危機感を募らせた日本弁護士連合会は、資金管理の厳格化など新たな対策に乗り出した。
5月25日日経新聞
 
確かに最近の弁護士が横領容疑で逮捕されるときは成年後見人制度を悪用して
弱い人、身体の弱い人、お年寄りから大事なお金を巻き上げるという行為が後を絶ちません、日弁連は預金口座の管理の徹底ということしか言いません。
つまり何もしないと同じです。ハンコと通帳があって金にこまっていたら、
そのうち亡くなるだろうという被後見人からお金をごまかすなど朝飯前です。
成年後見人は裁判所から選任されていますから絶大な権力があります。
福島では施設に入っている間に裁判所の許可なく自宅を売却した
弁護士もおりました。少々お金の管理に怪しいところがあっても裁判所は後見人を解任することはありません。
法務省に出した成年後見人の改革案
弁護士を調査した上で選任する。調査項目
   弁護士会費納入状況
   銀行の個人情報の調査
   事務所及び自宅の登記簿謄本
   前年度の確定申告書
   必ず後見人に監督者を付ける(他の弁護士会から)
⑥ 過去の懲戒処分、苦情がないか 
などです。
 
それにしても  
成年後見、弁護士の標的に!とはすごいタイトルだ