後見弁護士横領、求刑3年
成年後見人として管理していた掛川市の女性(2012年9月に死亡)からの預かり金計1460万円を着服したとして、業務上横領罪に問われた県弁護士会所属の弁護士・中川真被告(50)(浜松市西区桜台)の初公判が24日、静岡地裁(大村陽一裁判官)であり、中川被告は「全て間違いありません」と起訴事実を認めた。検察側は「成年後見人としての地位と職責を悪用し、制度の根本を揺るがした」として懲役3年を求刑し、即日結審した。判決は10月17日。
検察側の冒頭陳述によると、中川被告は2008年に女性の成年後見人に選任されたが、10年5月~12年6月に計9回にわたり、女性の口座から計1460万円を着服したとされる。
検察側は、動機について「08年頃から受任する事件が減り、住宅ローン費用や生活費ほしさに着服した」と指摘。論告で「動機は自己中心的で酌量の余地はない」と述べた。
一方、中川被告は被告人質問で「お金を工面しなければと頭が一杯になり、つい手近にあるお金に手を付けてしまった」と話した。
(2013年9月25日 読売新聞)
求刑3年ということですから、被害者に弁済があったのかもしれません。
後見人制度で事件が明るみにでるのは被後見人が亡くなってからです。
いったいいくら横領したのかわからないようになってから事件の公表をするのが
通例となってきました。また身上監護や預金管理の報告を怠っていたということも他の裁判で
出ています。本当は弁護士はこんなじゃまくさい仕事などやりたくないのです。
東弁の副会長松原厚被告は4400万円横領しましたが当初後見人に選任された時に
「頭の悪いババアの面倒をみることになった」と述べています。実際に被後見人のところに
訪問したのは別人です。
さてどんな弁護士がこのような横領をするのでしょう
まさかの左翼人権派の弁護士の横領が多いのが実態です
後日、、まとめの記事を書きます
中川 真(なかがわ まこと)
- 【メッセージ】
- ここ数十年でコンピューターを初めとする,技術の進歩には目を見張るものがあります。確かに,便利となり生活も豊かになった反面で,「規制緩和」「自由化」の名の下に労働者や国民の権利は切り捨てられ,若者の就職難,ワーキングプアなど,以前にはなかった新しい問題も増えてきました。さらには,東日本大震災と福島原発事故により,原発の危険性が大きな問題となり,浜岡原発を抱える静岡県も対岸の火事では済まされない問題となっています 「人間らしく生きたい」という誰もが願う当たり前のことを実現していくために,少しでもお役に立つことができれば,と思っています。
- 【略歴】
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1990(平02)年
1995(平07)年
1998(平10)年
2000(平12)年2001(平13)年
早稲田大学法学部 卒業
司法試験合格,司法修習(50期)
東京弁護士会に弁護士登録
静岡県弁護士会に登録替え(沼津 萩原法律事務所,現みどり合同法律事務所)
浜松支部に移動(はままつ共同法律事務所),今日に至る - 【役職・活動】
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- 原爆症認定集団訴訟静岡訴訟弁護団 元事務局長
- 青年法律家協会静岡県支部 元事務局長
- 自由法曹団静岡県支部 事務局長
- 静岡県弁護士会浜松支部 幹事
- 静岡県弁護士会 人権擁護委員会委員
- 老人介護施設芳川の里 第三者委員
- 【関与した主な事件】
- ハンセン病違憲国賠訴訟(東日本)
- スズキ思想差別・賃金差別事件
- 養護学級教諭過労自殺事件
- 袴田事件弁護団に参加
- リッチランド損害賠償請求事件
- 浜岡原発差止訴訟弁護団に参加
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登録番号 26034 50期
- はままつ共同法律事務所は事件後退所しています
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弁護士が出廷せず、死体遺棄公判延期静岡地裁浜松支部で15日に行われる予定だった死体遺棄罪の公判が、被告側代理人と連絡が取れないため延期された。予定されていたのは、死産した赤ちゃんを浜松市天竜区の山林に捨てたとして、死体遺棄罪に問われた浜松市浜北区、配送員氏家潔(39)、同、介護職員松野真裕弥(36)両被告の初公判。開廷は午前11時の予定だったが、氏家被告の代理人を務める中川真弁護士が出廷せず、裁判官と被告2人、証人らが11時半まで待機。午後になっても連絡が取れなかったため延期となった。次回期日は未定という。(2012年10月16日 読売新聞)