京都弁護士会元会長・彦惣弘弁護士刺傷事件
3月7日 京都地裁 201号法廷 判決言渡し日
平成25年(わ)991号 被疑者国選事件
午後4時から始まった裁判被告人は上下緑色のジャージで元気そうに出てきた。冒頭裁判官から、辻弁護士人(京都)を解任しませんねと聞かれ
被告人密城秋男は「解任しません」と大きな声で言った。
(被告人は国選弁護人に対し懲戒請求を出している)
主文・被告人を懲役3年に処する。(求刑6年)
かつて被害者である彦惣弁護士に離婚事件の依頼をしたが彦惣弁護士が相手側と結託して妻側を有利にするようにしたと思い込みインパクトのある事件を起こせば世間に彦惣弁護士のことを明らかにできると思った。平成25年8月8日 千枚通しのようなものを用意し路上で待ち伏せし2回に渡って左下腹部を刺したことにより被害者は全治2か月見込みの傷害を負った。紛争解決をする弁護士に対し不満や不正があると思い込み事件を起こしたことは正当化できない。被害者の追った傷は全治2月で治る見込みということを裁判所は認定した。(弁護側の「治療はサビオだけ」は通らなかった)
最後に判決が不服であれば控訴できますと裁判長が述べた時に被告人は
大きな声で「控訴します」と述べた。
以 上
この後、検察側にいた二人の弁護士に向かって4時15分から裁判の打ち合わせが始まる旨被告人に告げられた。検察側には被害者の代理人・向井裕美弁護士(京都)とボス弁の赤井弁護士が判決を聞いていた。これから始まるのは刑事裁判の有罪判決を受けて民事裁判、損害賠償請求訴訟が始まりますということです。有罪判決を受けてですから原告は絶対勝てる裁判です。たぶん被告人は刺したことで刑務所に入ることは覚悟していたかもしれませんが民事があることまで考えていなかったでしょう。
今回最初から裁判を傍聴しましたが被告人のために真剣に弁護をした国選弁護人に対しもっと社会に目立つことになってないのは国選弁護人に責任があると懲戒請求を出しまた。控訴すると被告人は述べていましたが誰もこんな反省のない被告人に弁護をする気にはなれないのではと思います。また国選のお世話になることしかないでしょう。
そして民事も始まります。
民事は国選はありませんから自分でやるか法テラスに依頼するしかありません。弁護士刺したのだから財産無くなるまでやられるのは仕方がないかもです。相手は徹底的にやってくるでしょう。懲役刑は3年でしたが財産なくなるほうが被告人は辛いかもしれません。
この裁判の判決でひとつ残念だったのは元依頼者に弁護士が刺されたのは弁護士にも問題があったからではという件はすべて検察側の主張通りで被害者の弁護士には何の落ち度もなかったとなりました。弁護側の弁護士の事件処理についての苦情や不満の解決方法など弁護士会として問題もあったのではと指摘されたが判決にはその点はまったく触れなかった。
京都弁護士会はこの被告人の苦情や不満を受けていながなら解決する努力をしなかった。被告人はこれについても不満を持ったのではないか、次に同じような事件が起こさないためにも法曹界として考えるていくことも必要ではないか。という内容があれば良かったと思いますが
弁護士刺して懲役3年(未決100日引いたら2年9か月)
模範囚なら2年で出てくる。
この被告人の不満や恨みはまだ取れていない。
弁護士会も何も対策はしない。刺した奴が悪い!というだけ
次に民事で財産無くなったら、また恨みが募るんではないかと・・
一言、弁護士も反省する点があったと言ってあげれば
被告人も救われたかもしれんが100対0では≪なんでやねん≫
となるかもしれん
その場で控訴しますと言うのだから、。。
傍聴席から見たら温情判決のように思えたのだけど
そこが裁判の難しいとこなのでしょうね
求刑