イメージ 1
2013年度を振り返って
処分者を出した弁護士会は何と言ったか (4)
「自由と正義」6月号
□山口県弁護士会・会員数150名・処分者0
□徳島弁護士会・会員数91名・処分者0
□香川弁護士会・会員数162名・処分者2 業務停止1
▼総合的な不祥事防止対策・当会では会員による不祥事があり刑事事件にもなった。本件を契機に改めて業務の適正についての認識を新たににし、より一層会員の職業倫理の向上に努める必要がある。当会では「弁護士業務に関する苦情相談窓口設置規制」を改定し会長が必要と認める場合に会員に苦情にかかる事実確認ができることや1年以内に3人の者から3回苦情の申出があった場合に会長が会員の3回苦情申し出があったことを書面により通知することとした。弁護士業務の適正化を進めるため事前公表制度を取り入れた「懲戒手続に付されあことについての公表に関する会規」を整備した。
□愛媛弁護士会・会員数159名・処分者0
□高知弁護士会・会員数86名・処分者0
□福岡県弁護士会・会員数1090名処分者 4
▼不祥事撲滅を目指して・1不祥事撲滅宣言・2013年執行部として最重要課題は前年度頻発した当会会員の不祥事に対する対応であった。まず20135月の定期総会において「不祥事の根絶を目指す宣言」を採択した。会として内外に信用回復のきっかけとしてのアピールの場が必要だと感じたためである。翌日の地元新聞朝刊でカラー写真付きで好意的に報道されるなど会として不祥事に立ち向かう姿勢を示すことができた。2預り金口座の届出・20133月の臨時総会において成立した預り金口座を2013101日から実施した。8月から正式実施前の届出受付を開始するとともに、正式実施後も見届け会員に対して個別に督促するなどして高齢や疾病で業務を行っていない会員を除いてほぼ100%の届出状況となっている。なお預り金口座の届出の前提として「職務上の氏名」による口座開設が必要となる。そこで地場の銀行に対して粘り強く個別の働きかけを行った結果、複数の銀行において「職務上の氏名」による口座開設が可能になっている。
□佐賀県弁護士会・会員数97名・処分者1 退会1
▼コメントなし
□長崎県弁護士会・会員数161名・処分者0
□熊本県弁護士会・会員数246名・処分者2 業務停止1
▼懲戒事案について・2件の懲戒事案がありました。1件は行政書士の弁護士法72条の非弁活動の関わった事案で「戒告処分」もう1件は弁護士報酬の受領に関する事案で業務停止2月でした。弁護士会としても誠に残念な出来事ですが、不祥事の再発防止に向けた更なる対策の強化が今後の課題であると再認識しています。
□大分県弁護士会・会員数140名・処分者0
□宮崎県弁護士会・会員数123名・処分者0
□鹿児島県弁護士会・会員数184名・処分者0
□沖縄弁護士会・会員数249名・処分者0
 
 
2013年度を振り返って (3)
2013年度を振り返って (2)
2013年度を振り返って (1)