比嘉正憲弁護士(沖縄)預り金不明・懲戒請求・沖縄弁護士会
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【報道 沖縄タイムス】8月13日
 米軍用地売却や贈与税支払いなどを委任された比嘉正憲弁護士が民事訴訟で確定した依頼人への約8500万円の返還に応じていない問題で、沖縄弁護士会(島袋秀勝会長)が比嘉弁護士の懲戒審査を進めていることが12日、わかった。19日に会見を開く。
一方、依頼人は2月に刑事告訴しており、沖縄署が背任や業務上横領などの疑いを視野に捜査を進めている。
 比嘉氏は12日、沖縄タイムスの取材に「同一の家族、物件で相続と贈与が重なるとき、贈与税は支払わなくてよいと税理士から説明を受けた。私に支払う義務はない」と反論。判決を不服とし「再審請求を検討している」と話した。
依頼人の懲戒請求を受け、弁護士会の綱紀委員会が懲戒委員会に審査を求めたのは昨年12月。懲戒審査の状況について、弁護士会は「現時点ではコメントを控えたい」とし、19日の会見で事情を説明する意向を示した。
複数の関係者によると、刑事告訴を受けて沖縄署は5月、比嘉氏の自宅や弁護士事務所を家宅捜索し、関係書類などを押収。告訴した依頼人ら関係者に事情を聴いたほか、比嘉氏からも任意で事情を聴いている。
既にこのブログでも記事にしたとおり比嘉正憲弁護士が米軍基地の売却代金のうち約1億円を不明にしたという内容です。
8月11日 琉球新報
被害者の刑事告訴と弁護士会の懲戒請求も行う方向であると沖縄タイムスが報道をしました。
「同一の家族、物件で相続と贈与が重なるとき、贈与税は支払わなくてよいと税理士から説明を受けた。私に支払う義務はない」
では預かった約1億円はどうしたの?何を言ってるのでしょうか
少し経過を説明をします。
沖縄弁護士会では昨年の12月から比嘉弁護士の1億円横領事件は知って
いました。被害者から懲戒請求が出されていました、
今年2月には刑事告訴も出されていました。しかし沖縄弁護士会はなにも
しませんでした。8月11日に琉球新報のスクープ記事でもはや隠すことができないと19日に記者会見をするそうです。
沖縄弁護士会・泥縄です。
8月11日の琉球新報のスクープ記事さえなければ隠し通せたのです。
沖縄にあるライバル新聞。沖縄タイムスは琉球新報に抜かれ8月12日に沖縄弁護士会に取材をしたということです。
沖縄署は5月に刑事告訴を受け比嘉弁護士宅を家宅捜査したということですが、なぜこの時に記事にならなかったのでしょうか。
この時に弁護士会はなぜ記者発表をしなかったのでしょうか。
弁護士会も沖縄のマスコミも知っていて書かなかった。
しかし琉球新報の記者は民事の記事ですが書いた。
そして沖縄タイムスはライバル誌に先を越されたということで後追い記事を出したということです、隠しておきたかった弁護士会ですが地元マスコミ2社が書いたからやむ負えず記者会見をするのです。
しかし弁護士会は盆休みはしっかりとりますので会見は19日です。
琉球新報さんありがとう!
比嘉弁護士には別件で弁護士報酬の不正受領があります。
この件関しても懲戒請求や民事訴訟の動きがあります。
相手方からも弁護士報酬を取る比嘉弁護士